株式投資について2022年05月15日 15時43分06秒

定期預金の金利が馬鹿馬鹿しいほど低くなっていることから、20年ほど前から零細投資家として株式投資を行っています。会社に勤めていた頃はボーナスなどの余剰資金の運用という感じで株を買っていたものですが、現在は退職して年金生活であることから、余剰資金など出るはずもなく、以前に投資した資金をそのまま運用(?)しているようなものですが、それなりに配当金があるため、それらを再投資したりしていました。しかし、かなりの高年齢になり、そろそろ終活する時期となりつつあることから、新しく資金を投資するのもやめる方向で考えています。

株式投資というと頻繁に株の売買を行い、リスクが高いように感じる人もいるのかもしれませんが、やり方によってはそれほどのことはありません。当たり前のことですが、リスク管理をしっかりやれば破産するような馬鹿なことにはなりません。最も、予想外の形で株価が大幅に下がることがあるため、それなりに精神力(?)が必要になります。例えば5月9日から12日頃まで日本の株価は大きく下がり、どうなることかという感じでしたが金曜日には大きく反発し、まずまずの株価まで戻りました。日本の場合、個別株の変動幅には制限があり、1日での変動幅が制限されていますがアメリカの株にはそれがないようで、日本より大幅に株価が変動することがあり、その分リスクが高いようです。

自分の場合、基本的に安い時に株を買い、高くなったら売るというやり方ですが、損切りが下手なので10年ほども株を持ち続け、結局は半値以下で売るという馬鹿なこともやっています。どうしてもある程度株価が下がると反発するだろうと考えて株を買いますが、多くの場合はそこから大きく株価が下がるため、比較的長く株を持つことになります。配当金があって黒字の会社の株の場合、追加で下がった株を買うことも多いものですが、ほとんどの場合、数年で最初に買った株価程度にまで戻ることが多く、下手な株式投資でもなんとかなっています。特に現在は配当率が大きくなっていることから、配当金を目的に株を買うのも悪くない感じで、NISA口座を使って配当金を貰うというやり方でも、定期預金よりはるかに有利な気がします。