出来の悪い玉ねぎの収穫2022年05月07日 15時39分41秒

ここ10年ほどで最悪ともいえる出来の早生の玉ねぎですが、一応収穫しました。出来が悪かった理由の7割程度は去年の秋、苗作りに失敗したことで、どちらかというと栽培面での失敗ではありませんが、結果が大失敗だったのは間違いありません。9月初旬に種をまき、苗として育てているものですが、何故か種から育てる苗の出来が年々悪くなっているような感じで、いささか不思議な話です。去年は早生の玉ねぎの苗の出来が悪く、小さい苗しか育ちませんでした。例年だと苗が小さくてもそれなりに育つものですが、何故か去年は苗が根付かず、植えた苗の半分以上が枯れてしまいました。

本来であれば苗を園芸店などから購入し、追加で植えるものですが、面倒なのでそのままにした結果、畝の半分以上に苗がない状態となりました。おまけに根付いた苗も育ちが悪く、今年は小さい玉ねぎだけしか収穫出来ませんでした。今年は例年以上に野菜が高いようだし、まったく最悪の結果です。長さ5mほどの畝に6列に苗を植えているもので、苗としては180本ほど植えたはずですが、収穫出来たのは60個程度の玉ねぎで、しかも野球のボールほどのものは20個ほどで、残りはピンポン玉より幾分大きめという出来で、例年だとソフトボールほどの大きさの玉ねぎが出来るものですが、今年は全く見当たりません。素人(?)の野菜栽培なので、10年に一度程度はこんなことがあるのでしょう。

玉ねぎの栽培も慣れるとそんなに難しくないもので、中生の玉ねぎより早生の玉ねぎの方が栽培が易しいと考えていましたが、今年はかなり意外な展開となりました。中生の玉ねぎも栽培していますがこちらの方は早生と違って茎が大きく育ちすぎ、という感じになっています。早生と中生の玉ねぎは元肥も追肥もほとんど同じような形で育てていますが、何故か早生は普通に育つものの、中生の玉ねぎは茎が大きく育つ傾向にあります。玉ねぎは気温が上がるとともに大きくなりますが、中生の方は2月頃から大きく育つような感じで、茎を大きくしないで玉ねぎだけを大きくするというのが意外と難しく感じています