ほとんど全滅となった大根2011年10月03日 17時19分34秒

台風15号で痛めつけられた大根ですが、その後に虫が発生したらしく、ほとんど全滅となりました。大根の葉を食べるのはバッタだろうと考え、一応ネットを被せていたものですが、台風で痛めつけられた後、葉が段々となくなってしまったことから、ネットを外して調べてみると、長さ1cmほどの緑色の虫がいっぱいという感じで、大根の葉を食べていました。不思議なもので、元気の良い大根などの野菜には虫がつくことは少ないものですが、台風などで痛めつけられた野菜には虫が発生し、弱り目にたたり目、という感じで野菜が駄目になってしまいます。腹が立つことに、同じようにネットを被せていたキャベツも今年は虫食いだらけとなっており、収穫はかなり厳しそうです。

白菜だけは何とかましですが、こちらも幾分虫に食われているし、また、我が家の白菜はナメクジに食われる可能性が大きいことから、もうしばらく様子を見る必要がありそうです。大根の栽培は10年以上もやっていますが、本葉が出るか出ないかという状態の時、大雨で被害を受けたことがありますが、今年みたいにせっかく大きく育った大根が、台風にやられた上、虫に食われて全滅するなどということは、初めての経験です。今年の結果を見ていると、大根というのは意外と潮風に弱いようで、台風には注意が必要なようです。特に今年の場合、大根の育ちが比較的良く、かなり大きくなっていたことから、強風の影響や潮風の影響を受け、葉がかなり駄目になった気配があります。

仕方がないので駄目になった大根は全て削除し、再度種をまきましたが、20cmほどまで育った大根を抜いてしまうというのも、せつないものです。また、種をまくのが遅い年でも9月中旬頃だったので、今年みたいに10月になって種をまくのは始めてであり、どうなるのかいささか心配です。大根は比較的時期を選ばないとは言うものの、12月になったら野菜は育つはずもないし、2ヶ月でどの程度まで育つのか、今年は試行という考えでやるしかないのでしょう。それにしてもキャベツはまだしも、大根の栽培に失敗するとは思ってもいませんでした。玉ねぎの種の発芽率も悪いし、今年の秋冬野菜の栽培は、かなり失敗した、という結果になりそうです。

台風15号の後処理2011年10月10日 13時20分49秒

強風と大雨だった台風15号の影響で大根の葉がほとんど飛ばされ、その後に発生した虫により、大根は全滅、キャベツも虫食いだらけとなりましたが、春までそのままというわけにもいかず、大根は残っている部分を削除し、再度種をまきました。去年までの大根は、種まきが遅い年でも9月中旬にはまいており、今年みたいに10月になってから種をまいたことはなく、育つかどうか心配ですが、致し方ありません。幸いなことに順調に発芽したものの、どうなることやら、という感じです。台風と虫にやられた大根は、根が10cm以上も伸びており、こんな大根を抜くのは辛いものですが、仕方がありません。

キャベツも台風通過後にしばらく様子を見ていたものの虫食いが酷くなり、一旦ネットを外して虫を取りました。長さ1cmほどの緑色の虫や、大きめの虫などがかなりおり、キャベツが裸になるのも無理はない、という感じです。虫を削除したことで虫食いが治まるかと思っていたら、今度はバッタが葉を食べていたようで、筋だらけとなりました。仕方がないので苗を買って来て植え替えました。我が家のキャベツは秋キャベツとして栽培しているものですが、この時期にキャベツの苗を植えると秋に収穫するのは無理で、来年の春に収穫することになりそうです。今年は野菜がやたらと高いようで、野菜が高い時期に収穫出来ないというのも、いささか残念です。

台風15号で大根やキャベツはかなり痛めつけられており、どう対応するか考えながら様子見していたようなものですが、結果的には無駄に時間を過ごしてしまった、ということになりました。本降りになって出て行く雨宿り、という俳句(川柳?)通りの結果となり、もしかしたら種も苗も無駄になるのかもしれません。住宅街にある畑なので、道路から畑を眺めていく人も多く、みっともない状態のままにしておけない、という事情もあります。その他の野菜では、今のところは白菜が順調に育っていることから、何とか白菜だけでもしっかり栽培し、収穫したいものです。サツマイモもそろそろ収穫の時期ですが、収穫時期が近付くと連れ合いが早めに収穫するため、イマイチの味のまま収穫することになるのが悩みの種です。

有機肥料と化成肥料2011年10月17日 08時29分52秒

我が家の畑では、野菜作りは基本的に有機肥料を使用していますが、有機肥料だけではイマイチという野菜もあり、今年は化成肥料も使用することにしました。有機肥料だけではイマイチという野菜は、どちらかというと葉野菜で、白菜やキャベツ、ほうれん草などは有機肥料では育ちがイマイチです。このため、今年は大根、白菜、キャベツ、ほうれん草は有機肥料と化成肥料を半々程度で元肥として入れてみました。本来、元肥として有機肥料を、追肥として化成肥料を入れるのが良いのかもしれませんが、我が家の野菜栽培では追肥はほとんど入れず、元肥だけなので、元肥に化成肥料を入れたものです。

白菜やほうれん草などは順調に育っており、去年と比較すると白菜やほうれん草は大きく育っており、化成肥料の効果があったように見えます。今年のキャベツや大根は虫食いだらけとなったことから、効果は不明ですが、もしかしたら虫が発生した原因は、化成肥料を使用したことにあるのかもしれません。最も、有機肥料に虫の卵が含まれていたという可能性はあっても、化成肥料に虫の卵が含まれていることは考え難く、判断に悩む処です。白菜も結構虫に食われているものの、全滅というほどのことはありませんが、何故かキウイの棚に近い方が虫の食害が酷く、もしかしたらナメクジの被害かもしれません。今の時期、小さなバッタも多く、虫に食われることの少ないレタスまでもが丸坊主になっており、今年はかなり異常な感じもします。

玉ねぎの苗もプランターで育てていますが、意外なことに肥料分が少ないと玉ねぎの苗の育ちが悪くなるようで、今年も半分は失敗です。去年、玉ねぎの苗の育ちが悪く、種が古いせいだと考えて今年は新しい種を準備しましたが、去年と同じプランターに種をまいた方は育ちが悪く、新しいプランターに新しい培養土を入れて種をまいた方はまともに育っています。仕方がないので化成肥料をプランターにまきましたが、この効果で幾分は育ちが良くなったようです。来年からはプランターに種をまく時にも有機肥料や化成肥料を幾分入れないと、まずいような結果です。有機肥料でも、油粕とか骨粉などを使えば良いのでしょうが、価格的にもかなり高いし、効果がはっきりしないことから、有機肥料としては鶏糞と豚糞を主体として使っています。

ナスとシシトウの整理2011年10月24日 18時00分00秒

そろそろ11月に種をまくサヤエンドウやソラマメの準備をする必要があることから、ナスとシシトウを整理しました。我が家はローティションという形で野菜を栽培しており、トマト、ナス、シシトウのナス科の野菜を植えた後、サヤエンドウとソラマメのマメ科の野菜を植えます。家庭菜園とはいえ、地価の高い土地での野菜作りなので、畑を休ませるわけにはいきません。本来、1ヶ月程度は何も植えないのが良さそうですが、なるべく遅くまで収穫したいと考えていることから、畑を休ませる期間はかなり短くなりますが、化成肥料ではなく、有機肥料をメインとした野菜作りなので、影響は少ないだろうと考えています。

今年は夏の異常気象のせいかナスもシシトウも出来が悪く、シシトウは最後の方は収穫せずにそのままにしていました。ナスもシシトウも夏に水不足だったことから、ナスは夏の収穫が悪かったものの、秋には雨が多くなり、秋ナスはそれなりに収穫出来ました。が、シシトウの方は水不足の影響でか辛くなり、食べられたものではありませんでした。普通のシシトウと、比較的甘くて大きくなる甘とう美人という品種を植えたものですが、普通のシシトウは最初から辛くて駄目で、甘とう美人も美味しくなく、しかも辛いものが混じっているという感じで、食べる気にはなりません。柔らかくて辛くないのがシシトウのはずですが、固くて辛いのが混じっているとなると、全面的に食べる気にはなりません。

ナスも流石に10月中旬を過ぎると割れてしまっており、食べれるとも思えない感じでした。今年のナスは夏に少し早目に枝切りした後、やたらと枝が伸びた感じで、変な感じになってしまいました。例年だと枝切りする前に枝が伸び、初期のナスを収穫して枝切りし、秋ナスを収穫するものですが、枝切り後に例年の枝切り前程度に枝が伸びたようで、梅雨時に雨が少なかった影響を受けた感じです。ローティションという形で3畝で野菜を栽培していますが、エンドウ類の育ちがイマイチの感じで、マメ科の野菜は3年ローティションでは駄目なのかもしれません。もしかしたらエンドウ類を栽培した後、インゲンの種をまいていることから、この影響があるのかもしれず、来年からはこの辺のことも対策したいと考えています。