有機肥料と化成肥料 ― 2011年10月17日 08時29分52秒
我が家の畑では、野菜作りは基本的に有機肥料を使用していますが、有機肥料だけではイマイチという野菜もあり、今年は化成肥料も使用することにしました。有機肥料だけではイマイチという野菜は、どちらかというと葉野菜で、白菜やキャベツ、ほうれん草などは有機肥料では育ちがイマイチです。このため、今年は大根、白菜、キャベツ、ほうれん草は有機肥料と化成肥料を半々程度で元肥として入れてみました。本来、元肥として有機肥料を、追肥として化成肥料を入れるのが良いのかもしれませんが、我が家の野菜栽培では追肥はほとんど入れず、元肥だけなので、元肥に化成肥料を入れたものです。
白菜やほうれん草などは順調に育っており、去年と比較すると白菜やほうれん草は大きく育っており、化成肥料の効果があったように見えます。今年のキャベツや大根は虫食いだらけとなったことから、効果は不明ですが、もしかしたら虫が発生した原因は、化成肥料を使用したことにあるのかもしれません。最も、有機肥料に虫の卵が含まれていたという可能性はあっても、化成肥料に虫の卵が含まれていることは考え難く、判断に悩む処です。白菜も結構虫に食われているものの、全滅というほどのことはありませんが、何故かキウイの棚に近い方が虫の食害が酷く、もしかしたらナメクジの被害かもしれません。今の時期、小さなバッタも多く、虫に食われることの少ないレタスまでもが丸坊主になっており、今年はかなり異常な感じもします。
玉ねぎの苗もプランターで育てていますが、意外なことに肥料分が少ないと玉ねぎの苗の育ちが悪くなるようで、今年も半分は失敗です。去年、玉ねぎの苗の育ちが悪く、種が古いせいだと考えて今年は新しい種を準備しましたが、去年と同じプランターに種をまいた方は育ちが悪く、新しいプランターに新しい培養土を入れて種をまいた方はまともに育っています。仕方がないので化成肥料をプランターにまきましたが、この効果で幾分は育ちが良くなったようです。来年からはプランターに種をまく時にも有機肥料や化成肥料を幾分入れないと、まずいような結果です。有機肥料でも、油粕とか骨粉などを使えば良いのでしょうが、価格的にもかなり高いし、効果がはっきりしないことから、有機肥料としては鶏糞と豚糞を主体として使っています。
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