サツマイモの収穫2022年11月08日 12時49分45秒

サツマイモは長さ5m弱、幅90cm程度の畝1つで栽培していますが、この畝では毎年早生の玉ねぎとサツマイモを交互に栽培しており、そろそろ早生の玉ねぎの苗を植える時期となったことから、サツマイモを収穫しました。同じ野菜を繰り返して栽培しており、連作そのものですが、サツマイモはあさがお科の野菜であり、玉ねぎはユリ科の野菜であることから、連作しても問題ないはずです。ここ数年、連作という形でサツマイモと玉ねぎを栽培していますが、特に問題があるようには感じません。サツマイモの苗を5月中旬から下旬にかけて植え、11月初旬に収穫した後に早生の玉ねぎの苗を植え、4月下旬から5月上旬に収穫しているものです。

サツマイモの栽培は肥料もいらず簡単だという話もありますが、自分的にはかなり栽培が難しい野菜と考えています。サツマイモの肥料としては3要素が均等に含まれている一般的な(?)化成肥料では蔓は大きく育つもののまともな芋は出来ません。このため、専用肥料として「甘藷1号」という肥料を使っていますが、自分みたいに多品種少量の野菜を栽培しているものにとって、専用の肥料を使う野菜というのはあまり栽培したいものではありません。ほとんどサツマイモだけに使用しているような甘藷1号という肥料ですが、他の野菜にも使用してみると、それなりに効果があるようなので、試行錯誤しつつ他の野菜にも使用しています。

自分の経験では甘藷1号という肥料を使用することでサツマイモも栽培出来るようになりましたが、肥料を入れる量にしててもそれなりに試行錯誤した結果、今年は一般農家さん程度のサツマイモが収穫出来たように感じています。狭い畝1つで栽培していることから、蔓や茎はあまり伸ばせないし、芋蔓という形での栽培とはならず、苗を植えた根元付近にある程度の大きさの芋が出来ているものですが、今年は1ヶ所に2~3本の芋が付いており、自分的にはまずまずの出来だろうと考えています。サツマイモの品種は紅あずまで、甘くておいしい芋です。掘り出した芋の表面は赤く(紅色?)で綺麗なものですが、表面が乾燥すると色あせ的な感じとなります。せっかく苦労して収穫したサツマイモですが、そのほとんどを娘が持って行ってしまったようで、何だかなあ~という感じです。