さやえんどうと2度目のほうれん草2020年12月13日 12時21分49秒

11月中旬というかなり遅い時期に種をまいたさやえんどうですが、どうやら発芽しつつあり、芽が出てきました。横浜付近ではさやえんどうという野菜は秋まきと春まきがあり、自分の場合は秋まきという形で栽培しています。秋に種をまくと発芽した後に冬となり、かなり小さいまま冬の寒さに耐えることになりますが、冬の寒さに耐えることで春になると元気になり、春まきの種より収穫量は多くなります。また、春まきの種の場合、どうしても寒さに弱い傾向にあり、早めに種をまいて発芽後に霜に遭ったりすると枯れてしまうことがあります。今年の場合、何となく種をまく時期が遅れてしまったことから苗の育ちが遅れており、冬の寒さに耐えれるのかどうかいささか心配です。

狭い畑の片隅という感じで種をまいたもので、今年は遅れたこともあり、買っていた種が残っていなかったことから自家製の種を使いましたが、幸いなことに無事に発芽したようです。さやえんどうの種はF1ではないことから、自家製の種でも問題はないはずです。トウモロコシやソラマメとは違い、さやえんどうはあまり味に差はないため、売っているのもF1タイプの種ではないのでしょう。自家製のさやえんどうの種を使ったのは今年が初めてのため、上手く育つようであれば、来年から意識して種を収穫し、秋にその種をまくようにしたいと考えています。特に収穫の最後の方はいい加減となり、どうしても収穫しなかったさやえんどうが大きくなるため、これが種として使用出来れば経済的になります。

11月中旬に種をまいたほうれん草もどうやら芽が出てきたようで、春になれば収穫出来るのかもしれません。例年だとほうれん草の種は遅くとも10月末までにまいていたものですが、今年はやたらと遅れてしまいました。ほうれん草などの葉野菜は暖かくなるとすぐに大きくなるものだし、ほうれん草そのものもそんなに美味しいとは思わない野菜なので、春のほうれん草は美味しくないとは思うものの、どうせ春まで植える野菜もないことから、畑を無駄にしないために(?)種をまいたようなものです。自分たちはあまり食べないにしても娘が収穫して持って行くため、美味しくなくても野菜があれば良いのだろうと考えています。