イマイチ発芽率の悪い落花生 ― 2013年06月01日 17時43分25秒
ジャガイモを収穫した後の畝に植えるために落花生の苗を栽培していますが、何故かイマイチ発芽率が悪いようです。ジャガイモは施設の畑や自分の畑、借りている畑で栽培しており、施設の畑では2畝、自分の畑と借りている畑でそれぞれ1畝づつ落花生を植える予定です。どの畝も長さが6mほどであることから、落花生の苗は1畝に24本前後植える予定であり、必要な苗の数は100本弱です。苗は野菜用プランターを使って育てる予定でしたが、プランターが3個しかないことから、施設の畑用と自分の畑用の苗をプランターで栽培しており、借りた畑用の苗は、借りている畑の片隅で苗を栽培しています。
施設用の苗は買ってきた落花生の種を使い、自分の畑用の苗は、去年収穫した落花生を使用しています。一応買ってきた種の発芽率は90%程度、自分の畑用の落花生の発芽率は80%程度と考え、プランター1個に30粒の落花生をまきましたが、買ってきた種の発芽率は80%程度、去年収穫した落花生の発芽率は70%程度と、予定より大幅に悪いようです。借りている畑用は、道路のすぐ横に種をまき、鳥などに食われないようにしましたが、ネズミなどもいるようなので、こちらはかなり多目に種をまきました。落花生は意外と発芽に差があり、下手をすると2週間近くの差があることから、まだ発芽率を判断するのは早いのかもしれません。
この辺では玉ねぎよりジャガイモの収穫が早いと考えていたものですが、どうやらそうでもなく、何故かジャガイモの収穫は早くならないのに、玉ねぎの収穫は段々と早くなっているような気がします。連作障害を避けるためと畑を有効に利用するためにジャガイモを収穫した後に落花生を植え、落花生を収穫した後に玉ねぎの苗を植えるというローティションですが、もしかしたら連作の問題がない玉ねぎと落花生を交互に栽培するという考え方があるのかもしれません。しかし、ジャガイモを栽培するとなると連作障害が発生することを考慮する必要があり、専業農家でない限り、玉ねぎと落花生を交互に栽培するわけにはいきません。家庭菜園的な野菜栽培なので、幾分手間がかかっても、多品種少量の野菜を栽培する方が面白いとも言えます。
今年は出来の悪そうなジャガイモ ― 2013年06月08日 05時57分46秒
ジャガイモがそろそろ収穫の時期になりつつあることから、試し掘り的な形で少しだけジャガイモを掘ってみました。ジャガイモは我が家の畑と借りている畑、及び施設の畑で栽培しており、自分の畑は北アカリが植えてあり、その他の畑は男爵が植えてあります。これまでの経験から考えると、1番作り易いのは男爵で、北アカリとかメークインなどは男爵と比較すると幾分出来が悪くなり、元肥の入れ方に工夫が必要なようです。ジャガイモも長さ6mほどの畝に2列に深さ20cm強ほどの溝を掘り、その溝に元肥として鶏糞を15Kほど入れ、その上に半分に切った種イモを置いて土を被せるという、かなりいい加減な栽培法ですが、去年までは悪くない出来でした。
今年は何故か花が咲く前に茎が枯れたジャガイモがあり、それらを掘ってみたものですが、出来が悪くてガッカリ、という感じでした。小芋が5,6個という感じで、イモが大きく育っていません。自分の畑のジャガイモはまだしも、施設の畑のジャガイモは半分程度が茎が枯れているようで、今年は最悪という出来のようです。特に栽培方法を変えたわけではないことから、やり方が悪かったとは思えませんが、振り返ってみると、今年は4月から5月に雨が少なかったことから、土が乾燥してしまい、茎が十分に育たなかったとしか思えません。ジャガイモなんて土の中で育つものであり、雨の影響は少ないと考えていましたが、そうでもないようです。
自分の畑と借りている畑では、それでも幾分ましですが、施設の畑は粘土質であることから、水分不足となったようで、最悪とも言える出来です。同じ畑で地主さんもジャガイモを栽培していますが、こちらはマルチを使っている関係からかそれほどの影響はないようで、雨が少ない年はマルチの効果がはっきりするようです。残念ながら耕運機がないことから、畑を全面的に耕して野菜に合わせて畝幅を決めるような栽培は出来ないことから、素人らしく畝幅を決め、畝と通路を明確に分離して野菜を作っているため、天候の影響を受けやすいのかもしれません。また、ボランティアで野菜を作っている関係で、施設の畑の手入れには種々と制限があり、今年みたいな少雨の年は致し方なしと、諦めていただくしかなような気もします。
ジャガイモの収穫1 ― 2013年06月16日 06時34分03秒
自分の畑のジャガイモを収穫しました。ジャガイモを植えているといっても長さ6mほどの畝1つだけですが、家の前にある畑のため、連れ合いが部分的にジャガイモを掘っていたことや、娘が一部を掘って持って行ったことなどから、残っていたのは7割ほどです。この畑には北アカリを植えてあり、北アカリは男爵と比較すると幾分育ちが悪く、小芋となる傾向があることから、この畑には元肥として鶏糞の他にサツマイモ用の肥料である甘藷1号という化成肥料を入れました。今年は春に雨が少なかったせいかジャガイモは育ちが悪く、北アカリもイマイチという出来でした。畑では南北方向に畝を作ってありますが、畝の南側には4mほど離れて隣家があり、また、キウイの棚があることから、春先は幾分日当たりが悪くなります。
今年のジャガイモは日当たりが良かったはずの畝の北側の出来が幾分悪く、日当たりが悪かった南側の出来は普通、という感じでした。今年は雨が少なかったことから、日当たりが良かった畝の北側は水分不足となって茎が育ち切らず、逆に日当たりがあまり良くなかった南側は畑の土が乾燥せず、茎が育ったような気配があります。関東地方は5月はほとんど雨が降らなかったものの、ジャガイモの収穫時期である10日頃から雨続きで、何時収穫するのか悩みましたが、雨の合間という感じで幾分天気が良かった土曜日に収穫しました。しかし、雨続きだったことから土が湿っており、ジャガイモに土がついて収穫時期としてはイマイチでしたが、幸いなことに午前中は比較的天気が良かったことから、収穫したジャガイモを天日で乾燥させることが出来ました。
施設の畑でもジャガイモを栽培していますが、試し掘りをした結果、こちらは最悪とも言えそうな出来だったし、近所にマルチを使ってジャガイモを植えている畑がありますが、この畑でも茎は早々と枯れており、ジャガイモの出来は相当に悪そうです。野菜にもよりますが、野菜の出来というのは肥料が3~4割、植える時期を含めた天候が3~4割という感じなので、今年みたいに春先に雨が少ないとジャガイモの育ちが悪くなり、早々と茎が枯れることから、どうにもなりません。借りている畑でもジャガイモを栽培しており、こちらには男爵が植えてありますが、こちらも梅雨の合間に晴れという天気予報が出ている月曜日に掘るつもりですが、まともにジャガイモが育っていてほしいものです。
夏野菜の出来具合 ― 2013年06月22日 06時02分32秒
ナスやトマト、キュウリなどの夏野菜について、そろそろ収穫の時期となりつつありますが、野菜によってかなりの出来、不出来があるようです。ジャガイモを収穫した後の畝に落花生の苗を移植したことから、夏野菜については1段落という感じになりつつありますが、今年は野菜によってかなり出来具合に差があるようです。ジャガイモの出来はかなり悪かったし、今年はキュウリの出来も悪く、奮闘努力のかいもなし、といった感じです。サツマイモの苗も半分以上が枯れてしまったようで、かなりがっかりさせられています。おまけに季節外れの強風でトウモロコシの穂が折れたものまであり、被害甚大です。
トウモロコシは4月初旬に種をまいたものは大きくなっており、穂が出ていますが、5月中旬頃に種をまいたものもあり、こちらは現在40cmほどまで育っていますが、強風にあおられて茎が倒れかかっていたことや、台風が関東地方まで進んで来るとの予報もあったことから、支柱を立てました。幸いなことに台風は早めに熱帯低気圧となり、昨日、今日と関東地方では強風とならなかったことから、大きな影響はなかったようです。キュウリはマルチを使っていることもあり、去年まではあまり気にはしていませんでしたが、意外と水不足には弱いようで、今年は5月に雨が少なかったことから、その影響をもろに受け、育ちが悪くなったようです。
水不足の影響はナスの方が心配でしたが、ナスは自家製の育ちの悪い苗を使ったせいかそれほどの影響はなく、6月に雨が多くなったことから、現在は他所の畑のナスと同程度まで大きくなっています。ナスはどちらかというと雨が多い6月下旬頃から7月中旬頃までに実り、雨が少なくなる7月下旬頃から実りが悪くなることから、枝切りをして茎や葉を少なくし、新芽を出させて秋茄子を収穫するようにした方が良いようです。去年辺りから元肥として有機燐を使用していますが、ナスやトマトなどを見ていると、有機燐の有効性が良く分かります。また、キウイや梅などにも効果があるようなので、有機燐という肥料は、思った以上に効果があるのかもしれません。
ニンニクの収穫 ― 2013年06月29日 06時27分20秒
畑でニンニクも栽培しており、5月末頃に普通のニンニクを、6月下旬に無臭のニンニクを収穫しました。自家消費として野菜を栽培しているもので、ニンニクはそんなに食べないことから、長さ5mほど、幅70cmほどの畝を半分使い、マルチを被せて栽培しています。しかも半分は普通のニンニクで、残り半分は無臭タイプのニンニクということで、家庭菜園らしい小規模(?)な栽培です。ニンニクを植えるのは9月中旬頃で、収穫が5月末から6月になることから、畝をほとんど1年使うことになり、比較的効率の悪い(?)野菜です。しかも種ニンニクがかなり高いことから、1畝を使って栽培したいとは思いません。
普通のニンニクは蜜柑みたいな感じで粒が外皮に包まれていますが、無臭ニンニクは外皮の外にも粒が付いており、かなり変な形をしています。また、何故か粒が小さいものが多く、粒を大きくするためには、普通のニンニクより栽培が難しいのかもしれません。おまけに茎は大きく育つものの、ニンニクの粒が小さいなどということも多く、それなりに栽培が難しい野菜のようです。保管も結構面倒で、収穫した状態では水分が多いし、下手に干しておくと実がなくなる感じで、玉ねぎみたいに竿にぶら下げておくと、実がなくなってしまうし、臭いもきついので、それなりに考える必要があります。一応、収穫したニンニクは、種ニンニクとして使用出来そうなことから、今年は保管を考慮し、種ニンニクとして使いたいと考えています。
無臭ニンニクというものの完全に無臭というわけではなく、どちらかというと臭いが少ないという感じですが、それにしても収穫したニンニクは普通のニンニクとかなり異なり、別の野菜の感じがします。ニンニクは花も咲きますが、結実すると種みたいなものが出来ますが、いささか不思議な感じです。見た目は通常の種を言う感じで、もしかしたらこの種をまけばニンニクが出来そうな感じもするので、来年あたり、お試しとして花を咲かせて結実させ、その実から発芽するのかどうか、やってみたいと考えています。生姜とかニンニクとかニンジンとか、比較的少量しか自家で消費しない野菜というのも、それなりに貴重なので、我が家ではそんな野菜も栽培しています。
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