白菜とナメクジ ― 2010年09月06日 18時01分41秒
白菜の苗を作っていますが、苗の半分はナメクジに食われ、壊滅してしまいました。我が家の畑は長さ6mほどの畝であり、この1畝に白菜を植えています。苗間50cm弱といった程度で畝に2列植えることから、トータルで26個ほどの苗を植えます。このため、ポット30個に種をまき、15ポットを1つのトレーに入れ、苗を育てています。このトレーの1個分、15個の苗が発芽して双葉状態でナメクジに食われ、全滅してしまいました。仕方がないので再度種をまいたものの、こちらも双葉状態でナメクジに食われ、2度目の全滅です。もう1回種をまき、現在発芽した状態ですが、最初の苗と種まき時期が2週間も遅れており、どうしたものか考慮中です。
同じ形でキャベツの苗も育てており、こちらはナメクジの被害はほとんどありません。癪なのでナメクジに食われたトレーの裏側を調べてみるとナメクジがいました。トレーの下にレンガが敷いてありますが、このレンガの下やトレーの裏側に10匹以上の小さなナメクジがおり、こいつらが犯人(?)だったようです。3度目の白菜の苗が食われるのも嫌なのでこれらのナメクジは排除しましたが、庭には花を入れた植木鉢がいっぱいあり、ナメクジの巣には事欠かない状態であることから、多分、ナメクジの被害をなくすことは無理でしょう。人間から見るとキャベツの苗も白菜の苗も同じようなものですが、ナメクジが食うのは白菜だけのような感じです。
ナメクジを殺すとか薬をまくのは好みではありませんが、来年は苗を入れたトレーの付近だけはナメクジ避けの薬をまくしかないのかもしれません。去年は畑に移植した後、ナメクジに食われて白菜を駄目にしたことから、今年はマルチに銅箔を張り、ナメクジ対策とする予定ですが、どうやら効果に疑問があるような感じもします。いずれにしろ、何らかの対策を取らないと去年の2の舞となることから、種々と試してみる予定です。白菜の種は幾分早めにまいたことから苗がかなり大きくなっており、何とか今週中には畑に移植したいと考えていますが、雨が降らないとどうにもなりません。一雨降った後に苗を移植したいものですが、台風の動き次第ということのようです。
少し遅めとなったものの、大根も種をまきました。こちらは畑に直まきで、マルチに穴を開け、種をまきましたが、大根は日当たりが悪いと育ちが悪いことから、11月頃から隣家の陰となり、日当たりが悪くなる畝の南側半分には、レタスの苗を植えました。日当たりが悪い場所でレタスが育つかどうか疑問ですが、レタスはどちらかというと10月頃までに育つことから、11月頃に日当たりが悪くなっても影響は少ないだろうという考えです。大根は冬自慢という種類と冬みねセブンという種類で、マルチの1穴に3個の種をまき、間引きする予定です。畑の土が乾燥していることから心配しましたが、どうやら無事(?)に発芽したようで、しばらくは水をやるしかないようです。
白菜の移植 ― 2010年09月12日 05時55分14秒
少し早いと思いつつ、予想より大きく育った白菜の苗を畑に移植しました。去年、せっかく上手く出来た白菜がナメクジに食われ、大きな被害を受けたことから、今年はナメクジ対策としてマルチに薄い銅板を張りました。園芸店で探してみるとナメクジ除けの銅のテープがあり、これを買ってきましたが、意外と売れ行きが悪いようで、店頭ではほとんど売り切れ状態です。たまたま見つけ、取り寄せてもらったものですが、幅2cm、長さ1mほどのテープ状の銅で、先に植えたキャベツのマルチに張ってみました。白菜の方は0.3mmほどの銅板を3cm幅に切り、これをマルチの上に白菜を囲むような形で張り付けました。
ナメクジ対策として銅板や銅線が効果があると聞いたもので、白菜の苗を栽培していたポットを入れたトレーにも銅線を張ってみましたが、効果はイマイチという感じだったことから、どの程度の効果があるか不明です。自家製の苗だけにしたかったものですが、育てた苗の半分をナメクジに食われてしまったことから員数不足となり、園芸店から苗を買ってきました。8個の苗床が連結されたものを買ってきましたが、畑に移植してみると苗が7個しかなく、看板に偽りありということで、1割以上も高い買い物になってしまいました。育ちが悪い買ってきた苗と、大きく育った自家製の苗を植えたものですが、それでも苗不足となったことから、3個だけはあまっていたキャベツの苗を同じ畝に植えました。
雨が降った後にマルチを被せたことから、キャベツの畝ほど土は乾燥していませんでしたが、少し掘ってみると乾燥している土の部分もあり、比較的雨量が多かった割には湿っていないという感じで、1ヶ月半近くもまともな雨が降らなかったことから、思った以上に土は乾燥していたようです。9月の天気予報も晴れが多いとのことで、太陽光発電には有難いことですが、野菜栽培には気になる処です。去年は白菜には透明のマルチを使いましたが、今年は黒い普通のマルチ(?)を使ったことから、幾分でも去年と差が出るかもしれません。賢者は歴史で知り、愚者は経験で知る、という言葉があるようですが、愚者なので1つ1つ経験で知識を高めるしかありません。
9月初旬に種をまいた大根や、畑に苗を移植したレタスもそれなりに育ってきました。大根は双葉から本葉になりつつあり、今週末頃には間引きをすることになりそうです。この時期、大根は細い状態で伸びていることから台風が来ると心配ですが、どうやら今年はその心配はなさそうです。畑に移植したレタスは予想以上に育っており、意外な感じです。レタスはキャベツと同じように涼しくなると育つと考え、去年までは9月初旬に種をまき、10月に畑に移植する形で栽培していましたが、あまりまともに育てられず、難しい野菜と考えていました。が、種まき時期が1ヶ月遅かったとすれば育ちが悪いのも納得です。今年どの程度の大きさになるのか不明ですが、もし上手く育つようだと大喜びで、来年からは栽培数を増やしたいと考えています。
大根、レタス、キャベツ、白菜 ― 2010年09月20日 08時04分17秒
直まきした大根はかなり大きくなったことから間引きし、1本立ちとしました。大根と同じ畝に移植したレタスも大きく育っており、意外な感じです。玉レタスは好きな野菜であることから、ほとんど毎年育てていますが、今までまともに育ったことはほとんどありません。高原で作る秋野菜というイメージがあることから、9月初旬に種をまき、10月初旬頃に畑に移植していたものです。作るのは10個強程度でしたが、まともに玉になるのは1個か2個程度で、栽培が難しい野菜というイメージがありました。今年は何気なく種を8月初旬頃にまき、苗がそれなりに大きく育っていたことから、9月初旬に畑に移植しました。
残暑が厳しい今年の初秋なので、まともに育たないだろうとほとんど諦めていたものの、意外と大きく育っており、そろそろ玉になりかかっています。最も、あまり期待していなかったことから移植したのは10個ほどで、3個ほどは苗が育たず、消えてしまいました。畑に移植する苗の大きさにしきい値があるような感じで、ある程度以上の大きさの苗は育つものの、それ以下の苗は消えてしまうということで、デジタル的な感じです。残っている苗は予想以上に大きくなっており、どうやら今までは種をまく時期が遅かったようです。こんな感じでレタスが育つのであればやる気十分になり、来年からはしっかり育てたいものだと考えています。
白菜は逆に種をまく時期が早すぎたようで、苗が育ち過ぎています。苗が大きい分には悪くないようですが、その分虫がつき易いようで、苗の中心付近が虫に食われ、まずい状態です。虫とりを行ったことから大丈夫だとは思うものの、いささか心配です。10日近く遅れて種をまいた苗の方は育ちがイマイチのため、虫の被害には遭っていません。畑に苗を移植した後、ネットを被せているものですが、何処からか虫が入ってくるようです。何故か今年は大根の葉まで青虫に食われてるようで、もしかしたら気温が高くて天気が良かった分、害虫の発生が多いような感じもします。
畑に移植したキャベツも予想以上に青虫に食われており、ガックリです。畑に移植した後、ネットを被せるのが2日間ほど遅れ、この間、モンシロチョウが1匹飛んでいたものの、大したことはないだろうと思っていましたが、この蝶がキャベツの苗に卵をうみ、青虫になってキャベツの葉を食ったものと思われます。虫とりなど嫌で嫌でたまらないものの、殺虫剤は使わない方針なので、仕方がありません。白菜もキャベツもネットを開き、虫を削除しました。20個強程度の野菜作りなので、たった3個とか4個でも虫に食われると被害甚大です。秋野菜は種をまく時期が1週間違うと野菜の育ちが大きく違うことから、苗から秋野菜を育てるのはなかなか難しいものです。
ほうれん草の種まき ― 2010年09月28日 09時06分33秒
ほうれん草の種をまきました。例年だと10月に入ってから種をまいていますが、ボランティアとして手伝っている親子野菜作り体験塾でほうれん草の種をまいたことから、幾分早いと思いつつ種をまいたものです。ほうれん草は意外と難しく、自分的には上手く栽培出来ない野菜の部類に入るものの、冬場の野菜として食べたいものであることから、毎年栽培しています。酸性土を嫌うということで、去年は石灰を多く使ったものの、イマイチという出来でした。種は筋蒔きが簡単だという話がありますが、筋蒔きにすると種をまき過ぎる気配があり、密集して発芽することが多く、間引きも面倒だし難しい感じです。
去年はこの辺を考えて縦横に筋を引き、その交点付近に種をまきましたが種が少なかったようで、発芽数がイマイチという感じでした。朝日新聞の夕刊にガーデニングの欄が記載されていることがあり、この欄のプロの知恵という囲み記事に15cm間隔ほどで丸い穴を設け、この穴に3~5個の種をまくのが良いとの記事があったことから、今年はこの記事を参考にして種をまきました。どちらかというと、畝の全面を直径5cmほどの缶で押し付け、そこに3~5個程度の種をまいたという感じで、記事の内容とは異なるのかもしれませんが、種をまく範囲を小さくすることで種がまき易くなるのは事実のようです。畝の中でどのように発芽するのか興味がある処です。
ほうれん草の種は、去年までは葉が大きく育つという西洋ほうれん草を使っていましたが、味が薄いし香りもないので、今年は日本ほうれん草の種を使いました。西洋ほうれん草の種は比較的大きく、扱い易いようですが、日本ほうれん草の種はこれとかなり異なり、棘があるようなかなり扱い難い種で、大量生産用としては向かないようです。育ちも日本ほうれん草の方が遅いという話もあり、栽培も難しいようですが、何であれ、美味しい野菜を栽培しないと話になりません。種をまいた後、横浜では雨が多く、気温も急激に下がっていることから、結果的に種をまく時期としては悪くなかったのかもしれません。
種をまいた後、かなり強い雨が降り続いていることから、まいた種が雨で流されないか心配です。ほうれん草は根の赤くなった部分が美味しいものですが、スーパで売っているほうれん草ではこの部分が美味しくなく、あまり食べたい野菜ではありません。最も我が家でも連れ合いが収穫するほうれん草は葉だけで根の部分は残し、複数回にわたって葉を収穫することから、美味しい根の部分を食べる機会は多くありません。我が家の畑もキャベツや白菜、レタスの苗を移植し、大根、ほうれん草の種をまいたことから、残すところは豆類の種まきと玉ねぎの植付けだけとなりました。その前にナス、トマトの整理とピーナツ、サツマイモの収穫がありますが、どうやら秋野菜の植付けも1段落という感じになりました。
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