配当期待銘柄の入れ替え ― 2022年09月04日 12時55分23秒
昨年末に定期預金代わりという感じで配当金を目的として株を買いましたが、その中に予想以上に株価が変動する銘柄があったことから、銘柄を入れ替える目的で株の売買を行いました。一応期間を5年として考えていたものですが、本来の考え方としては配当率が株価に対して5%ほどあり、株価があまり変動しないこととしていたもので、仮に5%の配当率であれば税引きで4%ほどとなり、投資額に対して5年間で2割ほどとなることから、株価が1割程度下げても定期預金より利率が良いはず、というものです。従って株価の変動範囲は1割程度と期待しているものです。勿論株価が上がる分には問題ないものの、変動幅が大きいということは株価が下がる可能性も大きいと考えます。
この目的にために買った銘柄はリスク分散ということで主力株として3銘柄ですが、買った株数の関係で余ってしまった投資資金で菱洋エレクト(8068)を買いました。2338円で買ったものですが、株価はその後に1700円台まで下がり、元の2300円付近まで戻ったものの株価変動が2割以上もあり、今回の目的には合わないと考えて、株価が買値である2350円付近まで上がれば売って別の株を買いたいと考えていました。幸い(?)なことに9月になって好業績の発表とともに株価は2500円台まで上がったことから、9月1日に2569円で売りました。思わぬ株価上昇で買値よりかなり高く売れましたが、2日には株価は2300円台まで戻り、やはり株価の変動が大きい株という印象です。
菱洋エレクトを売った後に、配当金用として買ったのは大末建設(1814)で、配当率が良いことや、株価変動が比較的少なそうなことから選択したものです。菱洋エレクトの今期の配当は業績が良かったために10円増配となり、110円となっていますが大末建設の配当金は100円となっており、ほとんど変わりません。しかし2569円で菱洋エレクトの株を売り、その売却代金で株価1534円の大末建設を買った関係で買えた株数は1.5倍となり、おまけに幾分の余剰金が出ました。今期だけを考えると、今回の銘柄の入れ替えで貰える配当金が1.5倍ほどに増えたわけで、珍しく上手くいった銘柄の入れ替えでした。
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