発芽率が悪い今年のトウモロコシ ― 2019年05月06日 12時02分18秒
自分の畑と借りている畑にトウモロコシの種をまいていますが、今年は例年以上に発芽率が悪く、おまけに育ちも悪いようです。連休中、毎年野菜の苗を販売する市みたいなものが開かれ、発芽しなかった場所に植えるためにトウモロコシの苗を買っていますが、そこで販売している娘さんも、今年は苗の育ちが悪いようなことを言っていました。仕方がないのでかなりの苗を買いましたが、畑の様子を確認すると、それでも幾分不足するようで、困ったものです。トウモロコシを栽培する人は少ないためか、トウモロコシの苗は園芸店でも意外と売っていないことから、今年は苗が不足するかもしれません。
例年以上に発芽率が悪かった自分の畑ですが、発芽しなかった植穴を掘ってみるとモグラの穴があり、発芽しなかった原因の半分程度はモグラのせいのようです。有機栽培の畑なので、畝の中にミミズがかなりいることから、これらを餌とするモグラが来るのは分からないでもありませんが、畝に穴を空けられるのは困ったものです。しかも腹が立つことに、苗を植えたり種をまいたりした後のため、表面上は分からないことからなかなか対応出来ず、種が発芽しなかったり、苗が枯れたりすることから分かるため、どうにもなりません。トウモロコシにしても発芽しなかったからと言ってこれから種をまくことも出来ず、対応不可です。
借りている畑の方は例年の発芽率が7割程度ですが、もしかして野鳥に種を食べられているのではないかと考え、今年はネットを被せてみましたが、全く効果はなく、しかも今年の発芽率は3割程度と惨敗(?)です。ここの畑は水分が多いことから、トウモロコシみたいに乾燥地帯が適している野菜は発芽率が悪いのかもしれません。最も、苗を植えた場合はほとんど影響はないため、単に発芽しないだけの可能性もあります。来年もここの畑でトウモロコシを栽培するのか考える必要がありますが、栽培する場合はポットで苗を育てて移植した方が良さそうです。トウモロコシという野菜の苗はポットで育てるのは簡単だし、畑に移植してもほとんど問題ないため、苗を作って移植するというやり方が最適かもしれません。
2度目の苗作りのトウモロコシ ― 2019年05月12日 14時47分26秒
現在ソラマメを収穫していますが、遠からず収穫も終了する予定であることから、収穫後にトウモロコシを植えるため、苗を作ることにしました。本来であれば横浜付近ではトウモロコシの種は4月初旬にまくもので、現在はかなり大きくなっているはずですが、今年は気温が低いせいもあってか育ちが悪いようです。このため、この時期に種をまくのはかなり遅く、収穫も8月になる可能性がありますが、自分の畑に植えるため、トウモロコシの苗を作っているものです。ソラマメの収穫が5月中旬頃には終わり、その後の畝をそのままにしておくと雑草だらけとなることから、トウモロコシを植えています。
5月中旬から6月にかけて種をまき、苗を育てて9月初旬頃までに収穫出来る野菜としてはマメ科の野菜がありますが、マメ科の野菜というのは連作の問題があり、連作とならないように考える必要があります。それに対してトウモロコシはイネ科の野菜であることから、連作について考慮する必要はありません。但し、この時期からトウモロコシを栽培すると収穫時に注意する必要がありますが、自分の畑で自家食用のため、幾分不味くても問題ありません。また、野菜を栽培していると、続けて野菜を栽培するのではなく、しばらく畑を休ませた方が良いとの話も聞きますが、基本的には有機栽培のため、あまり気にする必要はないと考えています。
とにかく固定資産税の高い宅地での野菜作りのため、どちらかというと土地を遊ばせて置きたくはないという考えもあります。また、野菜栽培時に畑を休ませておくのが良いというのは肥料の微量要素の問題もあるだろうと考えています。化成肥料を使った野菜作りでは、微量要素の肥料分が段々となくなり、野菜の出来が悪くなるのでしょう。しかし、有機栽培ということで、基本的には肥料は鶏糞のため、化成肥料と異なり、鶏糞の中に微量要素と呼ばれる成分も含まれているはずなので、特に意識する必要はないと考えています。トウモロコシの苗は今年は育ちが悪かったことから、トウモロコシの苗の育ち具合を見ながら、ソラマメを整理することになりそうです。
早生の玉ねぎの収穫 ― 2019年05月19日 14時05分23秒
自分の畑と借りている畑に植えていた早生の玉ねぎを収穫しました。早生の玉ねぎは、長さ5mほどの自分の畑と長さ6mほどの借りている畑に植えていたもので、借りている畑の方は、長さ3mほど、幅50cmほどの畝にも植えていたものです。今年の早生の玉ねぎの出来は良く、自己採点で90点ほどもやれるほどで、自分の畑の方は160個ほど、借りている畑の方は270個ほどの収穫です。玉ねぎは大きく育っており、収穫した4割ほどがソフトボール程度の大きさ、5割強が野球のボールほどの大きさということで、スーパーで売っているものと比較して、遜色はありません。
むしろ大きすぎて売り物にならないくらいの物もあり、どちらかというと大きくなり過ぎた感じがしないでもありません。借りている畑の方は園芸仲間と協同で野菜を栽培しているものなので、収穫した野菜は原則として2分割していますが、当然のことながら自分の畑の収穫物は自家食用です。このため、早生の玉ねぎとしては300個弱もあり、しかもそれのほとんどが野球のボール以上の大きさということで、とても食べきれる感じはしません。自分の畑の玉ねぎは、半分程度を娘が持っていったことから持っていきすぎ、と思っていましたが、今年みたいに大豊作(?)だと、少々持っていかれても余る感じがします。
近所の人にも少し配っていますが、これもなかなか難しいものがあります。自分的には食べきれないほどの収穫ということで、食べてもらえばそれで良いと考えているものの、貰ったらお礼をしなければという考え方をする人も多いようで、安易に差し上げる訳にもいきません。最も、娘はかなり配っているようだし、今年は何故か孫娘まで友人に配っているということで、呆れてしまいました。我が家は別に農家というわけではなく、単に趣味で野菜を栽培しているだけなので、おおぴらに野菜を配るのには抵抗があります。しかし、玉ねぎは早生だけではなく中生も栽培しており、こちらは数はもう少し少ないものの6月初旬頃には収穫するため、食べきれない可能性もありそうです。もしかしたら今年は玉ねぎの出来が良く、当分は安くなるのかもしれません。
インゲンの種まきと生姜の植え付け ― 2019年05月25日 14時43分14秒
借りている畑で早生の玉ねぎを収穫した後の畝にインゲンの種をまきました。また、畑の片隅の30cmほどの幅の畝に、種生姜を植えました。早生の玉ねぎの収穫は、例年だと5月初旬に行うものですが、今年は幾分遅れて5月中旬となったことから、少し急いでインゲンの種をまいたものです。インゲンという野菜は蔓ありと蔓なしがありますが、我が家では蔓なしのインゲンの種をまいています。蔓ありのインゲンだと蔓を伸ばすためにネットなどを張る必要があるし、おまけに密集した蔓や茎の中に虫がいることがあり、農薬を使用しないことから、虫が付かない蔓なしのインゲンを栽培しています。
インゲンは早生の玉ねぎを収穫した後、秋野菜を植えるまでのつなぎの野菜みたいなもので、玉ねぎを収穫した後、畝をそのままにしておくと雑草だらけとなることから、収穫までの期間が短いマメ科の野菜を栽培しているものです。インゲンがある程度大きくなると梅雨の時期となり、雨が多くなります。蔓なしインゲンが雨に遭うと豆が泥だらけとなることがあるため、畝にはマルチを被せており、雨が降っても豆が泥で汚れないようにしています。インゲンには筋ありと筋なしの品種がありますが、筋なしのインゲンは柔らかくて美味しいものなので、筋なしの品種をまいています。
生姜は1昨年も昨年も同じ畝に種生姜を植えたもので、ある意味では連作です。最も、生姜の収穫は10月中旬頃なので、今年の場合は早生の玉ねぎを収穫した後の畝となりました。生姜は連作で問題ないのかどうかは知りませんが、どちらかというと連作はしない方が良さそうです。大生姜という品種で、去年までは5月初旬に種生姜を植えていましたが、今年は5月下旬とかなり遅くなりました。そのため、種生姜が発芽している部分があり、発芽している部分を切り分けて植えてみました。去年まではかなり適当に切り分けて植えていたもので、発芽しない部分もありましたが、もしかしたら今年みたいに種生姜を発芽させ、その後に植えた方が良いのかもしれません。
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