予想より育ちが悪い白菜 ― 2014年09月27日 06時38分33秒
虫の食害に遭うことが多いため、幾分遅めに種をまいた白菜ですが、今年は予想したより育ちが遅いような気がします。種は1ヶ所に2個まいていますが、発芽率もイマイチという感じで、発芽していない場所が1割近くあり、例年より幾分多いような気がします。また、虫除け剤をまいたにも係わらず、双葉の状態で虫に食われている苗もあり、今年は出来が悪そうな感じです。種を2個まいたため、2個とも発芽している場所もあることから、発芽しなかった場所には間引きする苗を移植する予定ですが、移植した苗がキチンと育つかどうかという不安もあり、今年はどうやら白菜の出来は悪いと考えた方が良さそうです。
無農薬での白菜の栽培というのは難しいもので、キャベツより白菜の方が虫の食害に遭い易いようで、その分、虫対策が重要です。一般的には発芽後、虫除けとして薬をまいた方が良い、と言われていますが、薬を使うのは嫌なので、植物性の虫除け剤などを使っているものの、その分、効果は薄いような気もします。白菜とキャベツというのは我が家ではメインの秋野菜であることから、これらの野菜の出来が悪いと秋野菜の栽培は失敗、という感じになります。大根やほうれん草、小松菜なども育てていますが、こちらは白菜やキャベツと比較すると栽培は易しく、特別なことを行わなくても育ちます。キャベツも苗作りが面倒で畑に移植した後、ネットで紋白蝶対策が必要なものの、白菜と比較するとまだましです。
白菜は発芽してすぐに虫に食われ易く、しかもある程度大きくなってもナメクジや小さい虫に食われることが多く、我が家の場合、何故か普通の虫除けネットでは対策出来ない小さな虫に食われることから、白菜の栽培には苦労しています。施設の畑でも白菜は栽培していますが、こちらは不思議なことにあまり虫の食害に遭うことはなく、虫除け剤やネットも使わない形で栽培しています。その代り、虫が少なくなることを期待して幾分遅めに種をまいており、気候の変動の影響を受けやすいのかもしれません。育ちが悪いと言っても今更どうにもならないことから、発芽しなかった場所や虫に食われた場所に間引きする白菜を移植し、何とか育てることを考えるしかなさそうです。
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