秋冬野菜の出来2011年12月05日 17時27分06秒

今年も秋冬野菜の収穫の時期となりましたが、残念ながら今年はイマイチという結果になりそうです。白菜は今年も8割程度を虫に食われてほとんど全滅という有り様で、無農薬での白菜栽培の難しさを、ひしひしと感じています。種々と考えてみると、どうも種をまく時期が早過ぎるようで、白菜がある程度大きくなる時期と、虫が発生する時期が一致しているとしか思えません。9月の5日前後に種をまいていますが、10日過ぎに種をまいた施設の畑の白菜の方が虫が少ない感じなので、来年は9月15日前後に種をまき、様子をみたいと考えています。春夏野菜の処理の関係で、どうしても種をまくのが早くなりますが、我慢するしかないようです。

台風と虫の食害でほとんど全滅となり、種を再度まいた大根と、苗を買ってきて植え直したキャベツですが、大根の方は幾分小さめとはいえ、何とか収穫出来る大きさになりつつあります。正月用と考えると、この辺から収穫出来る方が良さそうなので、こちらの方も早めに種をまくのではなく、9月中旬頃に種をまくのが良いのかもしれません。キャベツは苗を植えたのが遅かったことから、春キャベツにしかならないだろうと思っていましたが、それでも幾つかは年内に収穫出来そうで、意外な気がします。但し、日当たりが悪い場所のキャベツは大きくなっていず、春先に収穫出来るかどうかも疑問ですが、2月過ぎになれば日も高くなり、晩秋よりは日当たりが良くなるはずなので、もしかしたら収穫出来るほどの大きさになるのかもしれません。

その他の野菜では、去年の種が残っていたことから、駄目元という感じで種をまいたニンジンがそれなりに育っており、幾らかは収穫出来そうで、我ながら意外な感じがします。例年だとニンジンの種は6月にまいており、8月から9月にかけて大きめの虫がいっぱいつき、葉っぱをほとんど食われてしまうものですが、今年は9月に種をまいたことからほとんど虫に食われることもなく、現在に至っています。逆に言えば、横浜辺りでは、ニンジンの種は9月初旬頃にまいた方が良いのかもしれません。この辺のことは、経験として施設の畑での種まきなどに生かしたいものです。少ないながら長ネギも育っていますが、植えた場所が狭く、土寄せが余り出来ないことから、白い部分はイマイチの長さのようですが、寒くなるこの時期にも係わらず、意外としっかりした出来となっています。

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