サツマイモの収穫 ― 2010年11月08日 16時43分13秒
少し早目と思いつつ、同じ畝に次に植える予定の早生の玉ねぎの苗の生育が良いことから、サツマイモを収穫しました。本来、サツマイモというのは寒くなり、霜で葉が枯れる頃までそのままにしておく方が甘くなりますが、我が家の場合、サツマイモの跡に早生の玉ねぎを植える予定であることから、11月10日頃までに収穫する必要があります。しかも今年は玉ねぎの苗作りが早かったことからサツマイモの収穫が早目となり、おまけに横浜の10月の天気は悪く、冷え込みも少なかったことから、今年のサツマイモは、イマイチ甘くないと覚悟しています。今年は例年と違い、小さな畝を作ったことから、どんなイモが収穫出来るのか、それなりの期待もありました。
収穫してみると、どうやら失敗という感じです。去年までは平畝みたいな形でサツマイモを栽培していたので、大き目のイモが数少なく出来ていましたが、今年は小振りのイモが数多く収穫出来ることを期待していました。残念ながらそうはならず、細めの長いイモが数少なく出来たという感じで、失敗です。しかも何故か今年は腐っているイモもあり、出来も悪かったという感じです。サツマイモの栽培は、肥料もいらないし、簡単だとの話が多いようですが、広い畑で栽培するのであれば別として、比較的狭い我が家みたいな畑で栽培すると、意外と収穫が少ない感じを受けます。おまけにジャガイモと違い、イモが出来る場所が一定せず、畑以外の場所(?)にもイモが出来ることがあるため、収穫するのも大変です。
最もジャガイモと違い、取り残しても発芽することはないため、その点では気にすることはないようです。サツマイモは肥料を入れると葉だけが茂り、収穫は多くならないとの話を聞きますが、同じ場所で毎年毎年サツマイモを栽培していると肥料不足になるはずなので、肥料を入れないで済むとは考えられません。裏作(?)として玉ねぎを栽培しており、元肥は鶏糞を使用していることから、窒素やリン系の肥料が不足するとは思えませんが、カリ系の肥料が不足している可能性があります。この辺のことを考えて、来年はカリ系の化成肥料を元肥として使用することも考えたいと思っています。しかし、ある程度本格的にやってみると、野菜栽培というのも難しいものです。
ソラマメ、サヤエンドウの種まき ― 2010年11月15日 17時14分14秒
幾分早いと思いつつ、ソラマメとサヤエンドウ、スナックエンドウの種をまきました。残念ながら狭い畑なので、ソラマメ、サヤエンドウ、スナックエンドウをまとめて6mほどの長さの畝1つにまいたものです。このため、ソラマメが12個ほど、サヤエンドウが8個ほど、スナックエンドウが4個ほどと、実にささやかなものです。1昨年は11月5日頃に種をまき、去年は11月20日頃に種をまいたものですが、去年はソラマメの育ちが悪く、その分収穫も悪かったことから、今年は少し早目に種をまいたものです。マルチを敷いて穴を開け、種をまいていますが、今年は銀色のマルチと透明のマルチを使うことにしました。
ソラマメはアブラムシがつくことから、アブラムシ対策に効果があるという銀色のマルチをソラマメの部分に敷いたもので、その上から畝全面に透明のマルチを敷きました。考えてみればマルチを2重に敷くことはなく、ソラマメの部分は銀色のマルチとし、サヤエンドウとスナックエンドウの部分を透明のマルチとすれば良かったもので、無駄にマルチを使ったような気もします。透明のマルチは土の温度を上げる効果があるという話なので、冬を越すサヤエンドウやスナックエンドウに使ってみたものです。去年は白菜とキャベツに透明のマルチを使用しましたが、白菜は黒マルチを使った今年より虫が少なかったようなので、来年は白菜にも透明のマルチを使用し、差を確認したいと考えています。
去年の結果から考えると、ソラマメは11月末頃に種をまくと発芽しない可能性があり、また育ちが良ければ2月中旬頃から花が咲き、育つに従って花がついてその分収穫が多くなる傾向にあります。このため、早めに種をまくのが正解のようです。サヤンドウは去年は発芽してある程度大きくなったものの、せっかく育った苗が山鳩(?)に食われたことから、寒さ除けも兼ねてネットを被せる予定です。最も、ネットを外すのが2月末頃になるだろうし、その後に山鳩に苗を食われれば何の意味もありません。玉ねぎの苗を植え、ソラマメやエンドウの種をまいたことから、ショウガを収穫すれば今年の野菜作りも終了となりそうです。
生姜の収穫 ― 2010年11月22日 16時28分11秒
葉が枯れてから収穫したいと考えていた生姜ですが、玉ねぎの苗が余ったことから早めに収穫しました。収穫したと言ってもまともに栽培したわけではなく、連れ合いが生姜も栽培してほしいといったことから、孫たちの泥遊び用として作った2m弱四方のエリアを耕し、肥料を入れて半分にニンジンを、残り半分に生姜を植えたもので、ほんの少々といった程度です。玉ねぎは早生を200本弱、中晩生を200本強といった程度で植えており、種から苗を育てて栽培しています。去年まではポットで苗を育てていたものでしたが、今年から野菜用プランターを使用したもので、何故か早生の方はしっかりした苗が出来たものの、中晩生の方はお粗末で5cm強程度の苗しか育ちませんでした。
早生の玉ねぎの苗はしっかり育ったものの300本程度もあり、100本近くが残ってしまいました。誰かにあげようかと考えていましたが連れ合いが反対し、何とか畑に植えてほしいというもので、生姜とニンジンを収穫してその跡に早生の玉ねぎを植えることにしたものです。生姜は今年が初めての栽培なのでかなりいい加減に植えたもので、買ってきた種生姜を適当に分割し、畑に埋めました。ジャガイモであれば発芽しそうな部分が分かることから、それなりに切って植えますが、生姜は発芽しそうな部分がはっきりしないことから、お試しという感じで分割して植えてみたものです。葉が出ている生姜を掘ってみると、いささか不思議な感じです。
種生姜から発芽し、しっかりした生姜が出来ているものの、種生姜がそのまま残っているものや、種生姜がすっかりなくなっているものがあり、ジャガイモとは全く違う感じです。おまけに発芽しなかった生姜は全くそのまま残っており、連れ合いは食べるつもりのようです。また、新生姜で発芽しそうな赤い芽みたいな部分があるものがあり、これらは来年に種生姜として植えてみるつもりです。新生姜は種生姜の上に出来るようで、種イモの上に新しいイモが出来るジャガイモと同じような感じです。逆に言えば、新生姜が出来るように、ある程度種生姜を深く植える必要があるのかもしれません。来年はこの辺も考慮して植えたいものです。
狭い場所でそれなりに栽培したことから、収穫量も多くなかったし、出来の悪い生姜もあったものの、連れ合いは喜んでおり、さっそく生姜を擦って紅茶に入れ、飲みましたが、美味しいものです。生姜も収穫するとかなり臭いがきつく、いかにも生姜を収穫しているという感じになります。しかし、生姜とかニンニクというものは普通の畝(?)で作るほどの量ではないし、特に生姜は葉や幹が他の野菜と違うため、我が家の畑の場合、何処で作るか考える必要があります。孫たちの遊び場として2m弱四方の場所が2ヶ所あることから、現在はこの場所に生姜やニンニクを植えていますが、この場所も畑らしい形にしたいと連れ合いが言っており、遠からず植える場所に悩むことになりそうです。
最近のコメント