夏野菜の植え付け準備2017年04月02日 13時25分15秒

借りている畑で夏野菜を植えるために畝の準備ということで、苦土石灰を入れて畝を耕すとともに、畝らしく(?)整備しました。ここの畑は園芸仲間と共同で借りているもので、南北方向に7mほど、東西方向に10mほどと、70㎡ほどの畑ですが、賃料は年間1万円と、この辺にしては格安です。我が家の畑は170㎡ほどの敷地の4割ほどを使い、畑としてはここと同程度ですが、固定資産税は年間7万円強ほどで、大差があります。また、ここの畑付近や少し離れた場所に貸菜園がありますが、30㎡程度の所が多く、それでも賃料は年間2万円以上はします。大都市(?)での野菜作りなので、致し方ないのかもしれませんが、それらに比べると、ここの畑の賃料は安いと感じます。

借りている畑では、園芸仲間が使用する畝と自分が使用する畝があり、その他に1つの畝に野菜を植え、半分づつ収穫する場合もあります。自分が使っている畝は、収穫時もそれなりに畝が残るようにしていますが、里芋や長ネギは1つの畝の野菜を分割して収穫していることから、園芸仲間の収穫側の畝がかなり崩れてしまうし、園芸仲間だけが使う畝は、畝の形が分からなくなるほど崩れてしまいます。耕運機があって野菜を植える毎に畝を作るのであれば問題ないのかもしれませんが、畝を作ってその場所だけに野菜を植えていることから、収穫時に畝を崩されてしまうと、次の野菜を栽培する時、畝がずれてしまったり、土が通路部で固まっていたりと、かなり大変です。

これらのことから、野菜を栽培する前に苦土石灰を入れ、畝らしく整備(?)してやる必要があります。今回は自分用のトウモロコシを植える畝と、園芸仲間用のナス、トマト、シシトウを植える畝を整備したものです。夏野菜の場合、ほとんどの野菜でマルチを使用し、収穫時もマルチを外さないことから問題はありませんが、ジャガイモがマルチを使用していないことから、ジャガイモを収穫した後、また畝を整備する必要がありそうです。ここの畑は黒土で水分が幾分多いため、里芋の栽培には適していますが、トウモロコシの栽培には適していないようですが、贅沢は言えません。今回耕して整備した畝は、4月上旬から下旬にかけて、野菜を植えることになりそうです。

夏野菜の苗作り2017年04月08日 09時11分15秒

暖かくなってきたことから、夏野菜の苗を作ることにしました。この時期の夜間はまだ気温が低いことから、夏野菜の苗の栽培はかなり難しく、育苗器を使った方が良いようですが、苗作りを電気を使ってやるのも気が進まないことから、自分の場合、育苗器は使いません。苗として育てているのはナス、ピーマン、トマト、キュウリ、西瓜、トウモロコシといった野菜の苗ですが、育ちが悪いのはナスとピーマンで、残念ながらこれらの苗はまともな大きさには育ちません。それでも育ちが悪い小さな苗でも畑に移植した後、気温が上がるとともに大きく育つことから、苗を育てているようなものです。

ポットに培養土を入れ、1個の種を入れて苗を育てていますが、天気が良い日は日当たりの良い場所にポットを置き、夜間は屋内に入れています。我が家は家の造りの関係から、夜間の室温も比較的高く、玄関の土間にポットは置いていますが、現在は夜間でも10℃は下回らないはずです。ナスとピーマン、キュウリの種は3月下旬にポットに入れて育てていますが、キュウリは発芽したものの、何故か今年はナスとピーマンの発芽が遅く、未だに発芽していない状態です。夜間に屋内に入れる効果を調べるために、キュウリは一部を夜間も外に出したままにしていましたが、発芽が3日ほど違うし、苗の育ちもかなり違うようです。

トマトと西瓜、トウモロコシは4月初旬に苗作りを始めたもので、まだ発芽していません。トウモロコシは畑に直まきした種が発芽しないものがあるため、その予備として苗を作っているもので、こちらは夜間も外に出したままです。娘の家の庭にも植える予定であることから、多目に苗を作っています。トマトの苗も去年までは外で育てていたものですが、今年は西瓜の苗と一緒に夜間は屋内に取り込む形としてみました。屋内で置いている場所は下駄箱の下なので高さが15cmほどしかなく、苗が大きくなるようであれば夜間も外で育てることになります。種の価格も高いし、苗を育てても園芸店の苗ほど大きくならないことから、無駄のような気もしますが、自分好みの種を使えることから、もうしばらくは苗を作るつもりです。

アブラムシが来ない今年のソラマメ2017年04月16日 15時35分45秒

例年通りという形で自分の畑にソラマメを植えていますが、今年は何故か未だに(?)アブラムシが付きません。ソラマメは11月初旬に種をまき、発芽して冬を越すことで分けつして茎が増え、3月下旬頃から大きくなりますが、例年だと4月上旬のこの時期、アブラムシが付くものですが、今年は何故かアブラムシを見ません。今年のソラマメは例年以上に冬の日当たりの影響を受けた感じで、畑の畝の北側半分は大きく育ちましたが、冬に隣家の影となり、日当たりが悪くなる南側半分の苗の育ちが悪かったものですが、暖かくなるとともに茎も大きく伸び、北側と同程度にはなりました。

しかし、花の付き方にはかなりの差があるようで、よくよく見ると茎についている花の数は北側の苗の半分程度しかないようです。現在は花盛りという感じで多くの花が咲いていますが、まだ実を付けるような感じはしませんが、例年通りに収穫出来るだろうと思っています。この時期は例年だとアブラムシ対策に追われ、アブラムシが付いている茎に殺虫剤をかけるものですが、幸いなことに今年は未だに殺虫剤は使用していません。無農薬の有機栽培という形の野菜作りですが、アブラムシだけはどうにもなりません。普通の虫(?)であれば豆が食われる程度ですが、アブラムシの場合、茎の上部一面にアブラムシが付き、しかも次々に茎や葉が食われることから、どうにもなりません。

アブラムシが付くのも困ったものですが、アブラムシが付かないというのもいささか気になります。我が家の畑は住宅街にあり、近くの畑まで100m以上離れており、その畑も家庭菜園レベルのため、虫が多いということはありません。最も、隣に川があり、水量が少ないことから川底付近に雑草が生えており、ここに幾分の虫がいるようです。今年はこれらが処理されてもいないし、アブラムシがいない理由は不明です。とはいうものの、当然のことながらアブラムシはソラマメにとって害虫であることから、いない方が助かります。まさか去年まで殺虫剤を使って殺したことから、アブラムシが来なくなったとも考えられませんが、どちらにしろ、野菜に害虫が付かないのは有難い話です。

夜間、屋内に入れた苗への効果2017年04月23日 09時01分47秒

野菜の種をポットにまいて夏野菜の苗を作っていますが、まだ寒いため、一部の野菜のポットは屋内に入れています。ナスとかピーマンの苗については寒さに弱いため、夜間は屋内に入れないと4月中旬頃まで発芽しないことからその効果ははっきりしていますが、他の野菜について、どの程度の効果があるのか不明のため、キュウリの苗作りで試してみました。キュウリの種をポットにまいたのは3月20日ですが、そのまま露地で育てた苗と、3月20日から夜間は屋内に入れたポット、および種をまいて2週間ほどはそのまま露地で育てたものの、その後は夜間は屋内に入れたポットと3種類の形で育ててみました。

その結果、当然のこととして最初から夜間は屋内に入れたポットの苗の育ちが1番良く、次は途中から夜間は屋内に入れたポットで、最初から露地で育てた苗は育ちが悪いという結果となりました。全てのポットで種は発芽しているものの、露地で育てた苗は双葉のままで本葉は出ていません。途中から夜間は屋内に入れた苗は双葉から本葉が出ているものの未だに小さく、やっと本葉が出た状態です。それに対して最初から屋内に入れていたポットの苗は本葉がかなり大きくなっており、そろそろ畑に移植出来そうな状態です。最も、未だに双葉は残っていることから、まともな苗(?)というほどではありません。

露地で育てている苗の状態を見る限り、畑に移植してもすぐには大きくなるとは思えないものの、ポットで苗を育てるのはかなり面倒なことから、遠からず畑に移植する予定です。面白いことに自分で育てている苗は、苗自体はあまり大きくならないものの、畑に移植すると根の部分はかなり大きくなっており、早めに畑に移植した方が良さそうな気がします。園芸店などで買ってくる苗はどちらかというと逆で、苗は大きく育っているものの根の部分はそんなに大きくはなく、不思議な気がします。自分の苗の場合、苗そのものは大きくない状態で畑に移植することが多いため、移植時に注意する必要があります。4月もそろそろ終わりになりつつあることから、夏野菜の植え付けも遠からずやることになりそうですが、そろそろ畑仕事が忙しくなりそうです。