野菜の苗作り ― 2015年04月11日 06時23分59秒
そろそろ夏野菜の種をまく時期や苗を作る時期となってきたことから、例年通り今年も野菜の苗を作ることにしました。苗を作るのはナス、ピーマン、キュウリ、トマト、カボチャ、西瓜といった野菜で、トウモロコシも直まきしていますが発芽しない場所があるため、一応苗を作っています。直まきするトウモロコシは、一般的には1ヶ所に2個程度の種をまき、発芽した後に間引きするものですが、トウモロコシは比較的強い野菜であり、間引きした苗でも別の場所に植えれば育つことから間引きした苗が勿体なく感じられるため、我が家では1ヶ所に1個の種をまき、発芽しない場所用として予備の苗を育てています。この時期は寒いことから、ナスやピーマンの苗は育ちが悪く、例年苦労しているものの懲りずに苗作りをやっているようなものです。
キュウリ、カボチャなどの苗は比較的簡単で、ポットに種を入れてそれなりに水をやっていれば育ちますが、同じウリ科の野菜である西瓜は気温が低いと育たない傾向にあり、キュウリやカボチャより育てるのが難しいというか、幾分面倒ですが、夏野菜として美味しく食べれることから、手間をかけて(?)苗を育てています。それにしても種の価格がかなり上がっていることを実感します。キュウリやトマトの種なんて数が少ないにも係わらず、400円とか500円もするし、種1個の価格が15円程度もするものがあります。培養土を使って苗を育てても手間の割には高くつく感じで、園芸店から苗を買った方が安く感じます。
狭い畑での野菜作りなので、普通に考えれば西瓜みたいな場所を取る野菜を育てるのは無理ですが、ネットを使えば西瓜を育てられるようなので、1昨年あたりから西瓜も苗を作り、狭い畑で育てています。西瓜という野菜は日当たりの良い場所に、しっかり蔓を伸ばしてやれば育つようで、一般的には広い場所に平面的に蔓を伸ばして育てますが、我が家の場合、幅90cm弱、長さ6m弱ほどの畝1つで西瓜を育てており、かなり変わったやり方です。畝の幅に合わせて両側にネットを張り、畝の内側に植えた西瓜の蔓がネットの外側に張り出さないようにして育てています。当然のこととして西瓜はネットの途中で実をつけることになりますが、西瓜の下に支えを設けることで対応しています。関東地方の4月初旬は天候不順で花冷えという感じですが、早く暖かくなって野菜が育つようになってほしいものです。
里芋の植え付け ― 2015年04月18日 06時40分44秒
時期的に幾分早いと思いながら里芋を植え付けました。元々は里芋用の畝を作る予定で、元肥を入れて畝を耕し、マルチを被せたものですが、去年植えた里芋の取り残しがあり、畝を耕した時にそれを見つけたものの子芋が発芽していたことから食べずに1週間ほど置いていたもので、せっかく発芽していることから、これらのイモを植えたものです。里芋はジャガイモと違い食用として売られているイモも種イモとして使えることから、去年の取り残しイモも種イモとして使えると考えたものです。去年も同じような形で種イモとして使用しましたが、発芽率が悪かったものの、今年はほとんどのイモが発芽していたことから、問題ないだろうと考えています。
里芋というのはこの時期に植え、収穫は11月中旬であり、販売するのであれば一括して収穫出来ますが、自家食として野菜を栽培していることから、収穫は11月下旬頃から12月下旬にかけて行っています。このため、里芋だけを栽培する形となり、畑の使用効率(?)が悪い野菜で、地価の高い横浜あたりの畑で栽培するような野菜ではありませんが、一緒に野菜作りをやっている園芸仲間の希望や、連れ合いなどの希望と、借りている畑が水分の多い土で、里芋の栽培に適していることなどから栽培しているようなものです。里芋は収穫後に土に埋めておけば良いという話もありますが、流石に収穫した里芋を埋めておく場所はないことから、我が家では全てを収穫するのではなく、食べる時に収穫するという形にしています。
里芋も収穫してすぐに食べると粘り気があって美味しいもので、スーパなどで買ってきた里芋とはかなり味が違います。スーパなどで買ってきた里芋は粘り気がない感じで、味もかなり違います。収穫してそのままにしておき、ある程度時間が経つと粘り気がなくなる感じで、味も落ちるようです。里芋なんて煮物に使用するもので、特に正月料理に使うことが多いことから、茎が枯れてしまってもそのまま畑に放置し、12月下旬頃に収穫することも多くなります。自分的には里芋はそんなに好きではなく、去年までは1畝に栽培していたものの幾分もてあまし気味でしたが、今年は1畝の里芋を園芸仲間と半分ずつ分けることになりそうなので、もてあますようなことにはならなそうです。
茎が伸びすぎている玉ねぎ ― 2015年04月26日 06時57分59秒
4月も終わり近くなり、玉ねぎも大きく育っていますが、今年も茎が大きくなり過ぎている感じで、玉ねぎの部分もそれなりに大きくなるものの、上部が大きいことから形状がイマイチという感じになります。どちらかといえば茎が小さいより大きい方がましとはいうものの、大きくなり過ぎるのも感心しません。玉ねぎの栽培というのも意外と難しいもので、肥料が少ないとトウが立ちやすく、肥料が多いと茎が大きくなり過ぎる感じです。多分、我が家の玉ねぎは肥料が多すぎるため、大きく育ちすぎているという感じです。
玉ねぎは早生と中生の苗を植えていますが、早生の方はそろそろ収穫の時期のはずですが、今年は育ちが幾分遅れているのか、それとも苗のせいか不明ですが、まだ収穫出来るほどではなく、玉ねぎになりつつあるような状態です。中生の方は未だに玉ねぎになる感じはなく、早生より1ヶ月ほど遅れて収穫の時期となるはずです。玉ねぎの栽培では、まず冬を越させるのが第1の関門みたなもので、下手な植え方をすると、かなりの苗が冬を越せずに消えてしまいます。また、霜への対策も必要で、寒い冬で霜が多い年は根が霜で浮き上がり、春になって霜が消えると根が土から浮いたままとなって枯れることがあります。
肥料についても元肥が少ないと育ちが悪いし、元肥が多いと育ちすぎという感じで、我が家の玉ねぎみたいに大きくなり過ぎるような気がします。元肥が多くて育ちすぎるなんて馬鹿みたいな話なので、今年の秋は元肥を幾分少なめとして植えてみたいと考えています。元肥を少なくして追肥を多めにやるのが良いのか、元肥を多めにして追肥を少なめにするのが良いのかイマイチ不明ですが、もうしばらく試行してみるしかなさそうです。我が家の畑も宅地を開墾(?)して5年ほど野菜を栽培していることから、畑に肥料分がそれなりに増え、元肥も少なめにしても良くなっているのかもしれません。
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