サツマイモの植付け ― 2014年05月24日 06時08分56秒
サツマイモの苗を畑に植付けました。サツマイモという野菜は、狭い畑に植えるものではないものの、連作障害をほとんど考える必要のない野菜であることから、我が家では1つの畝にサツマイモと玉ねぎ(早生)を交互に植えています。ある意味、玉ねぎの裏作みたいなもので、5月末頃に植えれる野菜としてはマメ科やナス科の野菜が主体であり、これらは連作障害が出易いことから、狭い畑ながらサツマイモを植えているようなものです。夏から初秋にかけて、蔓が茂ることからかなり大変になりますが、蔓を適当に処理することで何とかなっています。サツマイモには肥料は不要とか言う人もいますが、実際に栽培してみると、意外と難しいというか、肥料を選ぶ野菜です。
サツマイモは窒素系の肥料が多いと葉や蔓だけが茂り、イモは大きくならないようで、カリ系の肥料が必要です。カリ系の肥料も単肥を使いたいものですが、何故かカリ系の肥料は粉末状の物しかなく、散布する時にマスクが必要のようだし、当然のこととして風で飛ばされることから、住宅街にある畑では使い難く、我が家では甘藷1号というサツマイモ用肥料を使用しています。今年は鶏糞を少量と甘藷1号という化成肥料を使ってみましたが、まだまだ試行段階みたいなものです。サツマイモの苗は安納イモで、このイモは美味しいもののちょっと特徴があり、普通のイモと形状が幾分異なっており、しかも腐り易いような感じがしますが、栽培量が少ないことから長期的に保管することもないため、あまり影響はありません。
以前はマルチを使わずに栽培していましたが、苗が枯れ易いことから、去年からマルチを使用した栽培としています。乾燥に強いはずの野菜ですが、苗を植えた直後は当然のこととして水分が必要で、去年の5月は雨が少なく、パサパサの土だったことから苗の半分以上が枯れてしまいました。このため、今年は雨が降った後に畝を耕し、マルチを被せて土が乾燥しないようにしましたが、その後にも雨が降り、結果的には無駄でした。苗の入手が予定より遅れ、木曜日となったことから小雨の中、無理して(?)苗を植えましたが、来週の火曜日辺りにも雨が降るとの予報なので、今年は苗が枯れることはなさそうです。夏野菜の植付けもほとんど終わりつつありますが、ソラマメとサヤエンドウを処理し、トウモロコシと長ネギを植え、ジャガイモを収穫して落花生を植えれば終了となります。
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