トウモロコシの種まき1 ― 2013年04月06日 09時19分57秒
週末に雨が降るとの天気予報から、大急ぎ(?)で借りた畑の方にトウモロコシの種をまきました。この辺(関東地方)では、トウモロコシは4月上旬から中旬にかけて種をまきます。トウモロコシは夏の野菜ですが、マメ類と違い、遅くなると育ちが悪くなるようで、5月上旬頃までに種をまかないと、まともなトウモロコシが収穫出来ないような感じがします。我が家では毎年4月初旬に種をまくことが多く、今年は自分の畑と借りた畑でトウモロコシを作ることにしていますが、我が家の畑の方はハクビシンの食害がありそうだし、借りた畑の方は盗難の危険もあるようなので、いささか心配ですが、やってみるしかない、という考えです。
トウモロコシというのは栽培が難しいとは思いませんが、意外とこの辺では見かけなくなりました。1本の苗からほとんど1本しか収穫出来ないし、収穫した後の茎の始末もかなり大変なので、栽培しないのも無理はありません。種を浅目に植えると、ある程度大きくなって風で倒れることから対策が必要だし、深めに植えると根がしっかり張り、茎を処分する時に大変だし、収穫が少ない割には面倒な野菜、とも言えます。しかし、収穫直後に茹でると甘くて美味しいことから、我が家では人気の野菜なので、今年は多く栽培することにしたものです。
借りている畑は畝の長さが5m強といった程度ですが、この1畝に元肥として鶏糞を15Kほどと有機燐を500gほど入れ、耕してマルチを被せて種を植えたものです。借りている畑は黒土で、水分が多いことから、大荒れになるとの予報がある週末になる前に種をまいたものです。マルチに穴を空け、10cmほどと深めに穴を掘り、種を植えました。もしかして多雨になったりすると穴に土が入り、種の発芽が遅れたり、発芽しなかったりするのかもしれませんが、ポットで苗は別に作ることから、発芽しなかった場所には苗を植える予定です。ジャガイモから始まるような野菜作りですが、トウモロコシやナス、キュウリ、トマトを植えるとソラマメやサヤエンドウの収穫の時期となります。
トウモロコシの種まき2 ― 2013年04月13日 06時09分13秒
借りている畑の他に自分の畑や施設の畑、園芸仲間の畑などにトウモロコシを植えていますが、先週末で全ての畑への種まきが終了しました。複数の畑にトウモロコシの種をまいていますが、何処の畑も長さ6mほどの畝で、施設の畑以外は1畝だけに種をまいたことから、量としては大したことはありません。問題は耕運機がないことで、元肥を入れて耕し、畝を作ることがかなり大変です。作業時間としてはせいぜい2時間半ほどですが、肉体労働なのでかなり大変です。幾つかの畑で野菜を栽培していることから、耕運機の必要性は感じますが、畑まで耕運機をどうやって運ぶのかという問題もあるし、それなりの金額も必要なので、耕運機を買う予定はありません。
借りている畑と園芸仲間の畑は同じ場所にあり、黒土で柔らかいものの、かなり水分が多く、もしかしたらトウモロコシの栽培には向かないのかもしれませんが、一応畝を作り、マルチを被せていることから、それなりに収穫出来るだろうと思っています。ジャガイモを植えてトウモロコシの種をまき、ナス、トマト、ピーマン、キュウリを4月末頃までに植えるため、それぞれの畝を耕す必要があることから、この時期はかなり大変です。秋野菜の植付け時期と違い、比較的気温が低いことから、暑くてダウンするということがなく、畑で肉体作業をやることは、健康的には良いことかもしれません。
1番大変なのは施設の畑で、こちらはいささか困った状態です。他のボランティアさんに手伝ってもらっていますが、まともに畝を耕したり、マルチを被せるための畝作りやマルチ掛け作業が出来ず、困っています。元肥を入れて耕すのは良いとして、表面だけを耕す傾向にあり、おまけに畝を平らではなく台形的な形にするため、やたらへんな形の畝になります。中途半端に畝を耕されると再度やり直すことになるし、ボランティアでやってもらっているので、やった後を下手に手直しは出来ないので、どうにもなりません。ここの畑では3年程度野菜作りをやっており、毎年複数の畝作りをやっているはずですが、相変わらずまともにはなりません。3年も経過すれば熟練工(?)になるはずですが、その気配もないことから、何らかの対策を考えないとまずそうです。
キュウリの苗の移植 ― 2013年04月20日 17時42分01秒
ポットに種をまき、苗を育てていたキュウリですが、ある程度大きくなったことから畑に移植しました。キュウリは収穫量が多く、1畝にキュウリを植えると食べきれないほどの収穫量になることや、狭い畑で多品種の野菜を栽培していることから、長さ6mほどの畝にトウモロコシとキュウリを一緒に植えています。今年はキュウリは8本ほどの予定で、種が7個しか残っていなかったことから、自家製の苗は7本で、1本は園芸店から買って来ることになりそうです。我が家ではどちらかというとトウモロコシの方が人気があり、1畝全部にトウモロコシを栽培したいところですが、今年は借りている畑でもトウモロコシを栽培しているので、キュウリを去年より多目としました。
種は3月中旬にポットにまいたもので、ナスやトマト、ピーマンより1週間ほど遅くまきましたが、ウリ科の野菜はナス科の野菜より生育温度が低いことから、1ヶ月強ほどで畑に移植出来るほどの大きさとなります。ある意味、慌てて畑に移植する必要はないものの、ポットで苗を大きく育てるとその分根も大きくなり、畑へ移植する時に根を痛める可能性があることから、キュウリは幾分早めに畑に移植することにしています。ナス科の野菜は本葉状態になっているものの、苗が大きく育つには気温が低すぎるようで、なかなか大きくなりません。ナス、トマト、ピーマン、シシトウといったナス科の野菜の中では、トマトが幾分育ちが良いものの、畑に移植出来るほどの大きさにはなかなかなりません。
この時期の苗としては、ナス科やウリ科の野菜の他に長ネギとトウモロコシを育てていますが、長ネギは野菜用プランターに、トウモロコシはポットに種をまき、露地栽培という形ですが、こちらは問題ありません。キュウリも意外と暑さに弱いところがあり、8月中旬頃の暑い時期には、育ちが悪く、7月末頃までに収穫してしまう必要があるようです。元肥としては鶏糞を主体とし、有機燐を使っていますが、去年の結果から考えると、有機燐の効果はかなりあり、収穫量が1昨年と比較して増えた感じがします。現在は肥料としての有機燐の効果を試しているようなものですが、キュウリは勿論ナスやトマトにもかなりの効果があるようです。
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