ナス、トマト、シシトウの植え付け2010年05月03日 11時05分52秒

暖かくなったことから、ナス、トマト、シシトウというナス科の野菜を植え付けました。ナスは水やりが大変なことから、手抜き(?)で栽培するためにはマルチを使いますが、何故かマルチを使うとナスが固くなり、美味しくなくなることから、我が家ではナス科の野菜栽培にマルチは使用しません。春野菜の苗は種から育てているものの、今年は特に育ちが悪かったことから、ナスは苗で購入しました。千両2号という種類のナスがほしかったものの、苗がなかったことから、今年は長ナスの苗を植えました。どうもナスの苗作りは難しく、育苗箱を使わないと無理のようで、自家製の苗というのはやっても無駄かもしれません。

トマトやシシトウは苗が小さくても暖かくなると苗が育ちますが、ナスはそんな気配もなく、ある程度の専門知識がないと苗を育てるのは無理のような感じがします。土なのか気温なのか管理なのか、もう少し失敗を重ね、試行錯誤してみるしかないようです。トマトは2本だけ苗を買い、残り6本は自家製の苗ですが、トマトもシシトウも苗の育ちが悪く、去年の半分以下程度の小さな苗となりました。こんな苗を畑に移植するのは気が進まないものですが、今年は経験としてやってみることにしました。シシトウは小さな苗であっても畑に移植した後、大きく育つことから枯れなければ大丈夫だと考えていますが、トマトはかなり小さな苗であることから、いささか心配ではあります。

植えたのはナスが8本、トマトが8本、シシトウが6本ということで、長さ6mほどの畝に2列にして植えました。例年こんな感じでナス科の野菜を同一畝に植えており、ローティションという形で畝を変えています。苗が小さいことから、猫よけや風よけの意味合いも含め、今年はしばらくネットを被せておくことにしました。ナスの苗への水やりや、トマトの芽かきに不便のようですが、ナスにはネットの上から水をかけて対応し、トマトは苗が小さいことから、しばらくは芽かきも必要ないだろうという判断です。5月になって横浜も天気が安定してきたようで気温も上がってきたことから、畑に移植したトマトやシシトウも大きく育つものと期待しています。

去年の秋、出来の悪い玉ねぎの苗を植え、冬が越せないだろうと心配していましたが無事に冬を越し、春になって大きくなっています。これと同じようにトマトもシシトウも気温が上がれば大きく育つだろうと期待しています。早生の玉ねぎはそいろそろ収穫の時期となりつつありますが、早生の玉ねぎの方が育てやすいような感じです。我が家の畑の場合、同一畝に早生の玉ねぎだけを植えたはずでしたが、どうやら中晩生の玉ねぎの苗が半分ほど植えてあるようで、大失敗です。春野菜としてはメロン(ウリ)とキューリ、カボチャを植える予定ですが、キューリは苗作りに失敗したことから再度苗作りからやる予定です。春野菜の苗作りや畑への移植もほとんど終わり、1段落という感じになってきました。

カボチャ、プリンスメロン、西瓜の植え付け2010年05月10日 16時56分57秒

マルチを敷いたままになっていた畝にカボチャとプリンスメロン、西瓜を植えました。カボチャは自家製の苗ですが、プリンスメロンと西瓜は買ってきた苗で、プリンスメロンと小玉西瓜は接ぎ木の苗、おまけ(?)として植えた西瓜は普通の苗です。プリンスメロンも自家製の苗作りに挑戦したものの失敗し、駄目でした。今年はメロンは苗が全滅で、全く駄目でした。長さ6m弱、幅80cm強といった程度の畝なので、カボチャやプリンスメロン、西瓜などを植えるほどの広さはないと思うものの、無理を承知で苗を植えているものです。去年はカボチャもプリンスメロンもネット栽培としたものの、プリンスメロンは全く駄目、カボチャもイマイチという感じであったことから、今年はネットは使わない予定です。

狭い畝にカボチャを4本、プリンスメロンを4本、西瓜を3本も植えていることから、それぞれの野菜の蔓が伸びたらどうなるだろうと心配なものの、ついつい植えてしまいました。子供の頃、夏のおやつ的な食べ物として『まくわ瓜』を食べていたことから、畑で夏の食べ物として瓜系の野菜を栽培したいと試行錯誤しているものです。プリンスメロンの栽培なんてそんなに難しいとは思っていませんでしたが、何故か意外と難しく、上手くいきません。蔓系の野菜なのでネット栽培が可能と考えていましたが、どうやらそうでもなさそうです。今年は苗を買った時期の都合で接ぎ木の苗となったことから、ある程度までは栽培出来るのではないかと考えています。

西瓜も栽培が難しいという感じはしないものの、狭い畑で蔓が伸びたら問題になりそうなので、畝の中をカボチャとかメロンとか西瓜の蔓を這わせることになりそうですが、どうなるかやってみなけりゃ分からない、という状態です。基本的な考え方として、植えた後に手入れはしないという方針なので、駄目であれば無駄な出費をしてしまった、ということになります。カボチャはボランティアで野菜栽培を手伝っている障害者作業所の畑用として作った苗が余ってしまったことから、東側のフェンス横に植え、フェンスを這わせることを考えていますが、こちらもどうなるか不明という感じです。まあ、何個か収穫出来れば大喜びと考えるしかないのでしょう。

今年は自家製の苗の出来が悪く、キューリは全滅したものの直まきとした種が発芽したことから、何とかなりそうだし、育ちが悪かったトマトとシシトウも強引に畑に移植し、様子見という形になっています。流石にナスは駄目で、苗を買って来て植えました。トマトも猫に踏みつぶされた苗があり、こちらも3本ほど苗を買って来て植えました。自家製の苗は麗夏で、買ってきた苗は桃太郎なので、混植という形です。トマトもシシトウも例年以上に小さい苗なので、今年は収穫時期が遅れるかもしれませんが、自家消費用なので、別に影響はありません。これで春野菜の植え付けが1段落し、サヤエンドウやソラマメ、玉ねぎ、ジャガイモなどを収穫するだけとなりました。

赤さび病にやられたニンニク2010年05月17日 16時56分39秒

連れ合いの希望で去年初めてニンニクを植えてみましたが、どうやら赤さび病で全滅に近い感じです。ニンニクの栽培なんて初めてだし、ほとんど何の手入れもしていませんが、今年の春頃から何となく元気がなくなり、葉が枯れてきたような気はしたものの、別に気にせずそのままにしていました。ニンニクを植えている畝の隣に早生の玉ねぎが植えてあり、こちらもそろそろ収穫の時期ですが、赤さび病が発生しているような気配があり、ニンニクも良く良く見た処、どうやらニンニクが発生源のようで、ニンニクの方はほとんどの苗が枯れかかっています。ニンニクの収穫なんて7月かと思っていましたが、どうやら今が収穫の時期のようです。

枯れてしまっているニンニクを掘ってみましたが、当然のことながらまともなニンニクにはなっていません。ニンニクなんて栽培は難しくないだろうと甘く考えていましたが、どうやらそうではなく、赤さび病に罹り易い野菜のようです。我が家では、今の時期は玉ねぎを2畝ほど栽培しており、ある意味では主力みたいなものなので、玉ねぎが赤さび病になると大被害です。ニンニク栽培を甘く考えていたことから、当然のことながら安い種を買ってきたもので、今頃になって調べてみると、安い種は赤さび病にかかり易いようです。安物買いの銭失い、ということで、畑を無駄にしたのはともかくも、去年の9月頃から今年の5月までの時間を無駄にしたようです。

ニンニクは、丈が50cm以上になるような記載がありますが、この辺で見かけるニンニクは玉ねぎより低い感じで、50cm以上もあるようなニンニクは見かけません。農薬(?)を散布すれば赤さび病はある程度対処出来るようですが、我が家の畑は農薬も殺菌剤も使わないという方針なので、病気になり易い野菜というのは、栽培に不適です。しかし、連れ合いの要求であり、ニンニクを栽培しないということは無理なので、何かの対策を行いつつ、ある程度の収穫が出来るように考えるしかないようです。蜜柑の皮が効くという話もあり、庭に蜜柑の木もあることから、来年は蜜柑の皮をニンニクを植えている場所にまいてみることで対応してみます。

気休めみたいな気もしますが、無農薬での野菜栽培が絶対条件なので、蜜柑の皮みたいなものでも試してみるしかありません。狭い畑での野菜作りなので、連作障害が出るような野菜は栽培が難しいものですが、連作障害が出ないニンニクや玉ねぎは、何とかまともに収穫出来るように栽培したいものです。大玉のニンニクは赤さび病にかかり難いという話もあるようなので、この辺も試してみたいと考えています。野菜栽培もやってみるとなかなか難しいもので、あっさり上手くいく野菜もあれば、ニンニクのように思わぬ形で病気に弱い野菜もあり、難しいものです。まあ、新しい野菜をまともに栽培出来るようになるには3年はかかると考えていることから、仕方がないのでしょう。

出来の悪いニンニクの収穫2010年05月26日 13時35分17秒

赤さび病が出ていたのかどうかはっきりしませんが、ニンニクの葉が枯れてきたことから、ニンニクを収穫しました。当然のことながらまともなニンニクはなく、ほとんどが指の大きさほどで、ラッキョウ並みです。出来が悪いとはいえ、ラッキョウ並みなので何とか食べれるだろうと考えていたらこれが大違いで、ニンニクというのは皮に包まれた根の部分(?)の中に、ニンニク本体が詰まっているという感じでした。ラッキョウほどの大きさの中に、6~8個の小さなニンニクが包まれているという感じで、これには吃驚です。初めて栽培したニンニクなので、実物(?)を見るのは初めてみたいなものですが、流石にこれではどうにもなりません。

今回のニンニクの栽培は、自己採点でかなりのマイナスということで、はっきり言えば栽培すべきではなかった、ということです。根菜みたいなものなので、玉ねぎ並みに比較的簡単に出来るだろうと考えていましたが、大外れでした。しかし、小さいながらも臭いはあり、生意気(?)にニンニクとして主張しているようなものです。全てを掘りだしたものの、捨てるわけにもいかないので処理は連れ合いに任せることにしました。馬鹿にされて捨てられるだろうと思っていましたが、意外にも連れ合いは喜んでおり、我が家ではギョーザを作ることが多いことから、刻んでギョーザの具として使うようです。

自己採点でマイナスということは、植えた種より収穫したニンニクの方が悪いということですが、初めて栽培する野菜とはいえ、こんな結果になるのは珍しいものです。栽培する気をなくすようなニンニクですが、連れ合いの強い要求もあり、今年も秋に植えることになりそうですが、失敗の原因を考えないと同じことになりそうなので、困ったものです。もしかして深く植え過ぎたのかもしれませんが、冬を越す野菜なので、浅く植えるわけにもいかず、困ったものです。幸いなことに、幅が狭いことから使い道がなかった玉ねぎ用の穴開きマルチがあることから、今年はこのマルチを使用して植えてみたいと考えています。玉ねぎと同じような野菜と考えれば、冬の間にしっかり根を張らせ、春に大きくすることが出来そうなので、もしかしたら今年よりましになるのかもしれません。

長ネギの植え付けとわき芽取り2010年05月31日 14時17分57秒

苗を栽培していた長ネギを畑に移植しました。長ネギの種類は九条ネギで、柔らかくて美味しいネギです。毎年3月頃に種をまき、苗を育てて移植しています。長ネギは、春植えと秋植えがあるようですが、狭い畑なので、春植えのネギだけを栽培しています。去年までは長ネギの苗もポットで育てていましたが、今年からプランターで育てることにしました。長ネギにしろ玉ねぎにしろ、苗を育てていますが、ポットで育てるよりプランターで育てた方が大きくなりそうなことから、プランターを買ってきたものです。ポットで苗を育てると、20cm弱程度までしか育ちませんが、プランターで育てると、もう少し大きくなるようなので、玉ねぎの苗もこの程度の大きさまで育てれれば、大きな玉ねぎが収穫出来るものと期待しています。

長ネギの栽培は、自分にとってかなり難しく、あまり上手くいった試しはありません。溝を掘って苗を縦に並べる形で植えていますが、我が家の苗は20cm程度しかなく、すぐに倒れたり、溝に猫が入って荒らされたり、梅雨時となって溝に泥が流れ込んだりと、なかなか上手く行きません。正確ではありませんが、育つのは苗の半分程度といった感じで、冬になって、すき焼きを1回やる程度ですが、美味しい長ネギなので、毎年栽培しています。最も、長ネギを植えているのは1m程度の溝なので、全てが成長したとしてもたいした量にはなりません。売っている苗はもっと大きいものなので、苗を買えば栽培は簡単ですが、美味しくないネギなので、苗を買うという考えはありません。

トマトもかなり大きくなったことから、脇芽を取っています。自家製のトマトの苗は育ちが悪く、10cm程度以下だったものですが、現在は園芸店で売られている苗程度の大きさまで育っています。園芸店で売っている苗は茎が細く、比較的背が高いものですが、我が家の畑に植えると何故か茎が太くなり、がっしりした形となります。多分、肥料が多すぎるのでしょうが、最適な肥料の量というのは難しいことから、多目の肥料となるのも仕方がないのでしょう。トマトの脇芽というのもすぐに出てくるもので、毎日取っているようなものです。何故か今年はトウモロコシも脇芽が多く、こちらも切ってもすぐに伸びてくる感じで、かなり面倒です。

去年まではナスは脇芽を取らず、下の方の枝もそのまま延ばしていたものでしたが、1番下の花より下にある脇芽は取った方が良いとの話もあるようなので、今年はナスも脇芽を取ってみました。ナスも脇芽を取ると上に伸びるような感じで、もしかしたら今年は綺麗な形で上に伸びるのかもしれません。ボランティアで栽培を手伝っている障害者作業所の畑にもミニトマトが植えてありますが、こちらは脇芽取りが少なかったせいか脇芽が大きくなっており、今更切れないので、形がかなり悪くなっていますが、毎日見回りに行くわけにもいかないことから、ある程度大目に見るしかないようです。トマトも買ってきた苗には小さな実が付いており、自家製の苗も蕾がついていることから、比較的順調に育っているようです。