サツマイモの収穫 ― 2017年11月05日 15時15分31秒
今年は11月になっても寒くならず、霜の降りる気配さえありませんが、玉ねぎの苗がかなり大きくなり、そろそろ畑に移植する必要があることから、サツマイモを収穫しました。茎や葉の伸び方から、今年も特に悪い出来ではなさそうと考えていましたが、全く駄目でした。収穫量が少ないということではなく、何故か植えた苗がほとんど枯れたようで、苗そのものが植えた本数の2割程度しか残っていませんでした。例年だと少なくとも6割程度の苗は根付き、それなりにサツマイモは収穫出来たものですが、今年は大失敗という感じです。
苗を植えたのは5月末で、最初の頃は特に問題もなく、例年程度の苗が根付いていたようなので安心していましたが、その後に半分以上が枯れてしまったようです。特に6月や7月に異常だったとは思いませんが、どちらかというと今年の梅雨時期は雨が少なく、気温が高かったような記憶があります。このため、最初は根付いていたように見えた苗がかなり枯れた可能性はありそうです。もしかしたら雨が少なかった上にマルチを使っていることから、水分不足ということで、苗が根付かなかったのかもしれません。しかし、こんなに出来が悪い野菜を収穫するというのもガッカリします。
一般的にはサツマイモの栽培なんて簡単に思われており、サツマイモは肥料をやらなくても育つ、という話を聞きますが、実際に栽培してみると、育つのは茎や葉だけで芋はさっぱりということが良くあります。現在はサツマイモ用の甘藷1号という肥料を使用していることから比較的良く芋は出来ますが、流石に苗が枯れるのはどうにもなりません。マルチを被せて苦労して栽培してもこの結果だったことから、来年はマルチなしで栽培してみるつもりです。元々マルチは雑草を防ぐという意味合いもありますが、サツマイモは葉や茎が大きく伸びることから、マルチなしでも雑草は生えないような気がします。いずれにしろ、今年のサツマイモは苦労の割に収穫量の少ない結果となり、娘たちから文句を言われそうです。
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