今年の西瓜の収穫2014年08月02日 06時53分55秒

大事に育てた(?)西瓜のほとんどを収穫しました。西瓜は小玉程度より少し大きめの物が6個、スーパで売っている程度のまともな大きさのものが1個、ソフトボールほどの情けない大きさの物が1個と、合計8個あり、1番大きいものを除いた7個を収穫したものです。西瓜を栽培していると言うと、かなり広い畑で栽培しているように聞こえますが、我が家の畑は狭い上、多品種少量の野菜を栽培していることから、西瓜も長さ6mほど、幅80cm強の狭い畝1つで栽培しているものです。こんな狭い畝で西瓜を栽培していながら、7個もの西瓜が収穫出来るなんてアイディアの勝利です。

畝は南北方向に作ってあり、しかも南側の端付近にはキウイの棚があることから、夏になってキウイが茂り、幾分日当たりが良くありません。この畝の南側の端付近と北側の端付近に西瓜の苗をそれぞれ2本ずつ植え、畝幅に合わせた形でネットを張り、西瓜の茎や蔓はネット内だけで伸ばす形としています。一応ネットは2段にしたつもりで、ネットの下側に北側に植えた苗の茎や蔓を伸ばし、上側を南側に植えた苗の茎や蔓を伸ばす予定でしたが、残念ながらそうはならず、こちらはアイディア倒れとなりました。当然のことながらネット内は西瓜の茎や蔓だらけとなったものの、この辺は想定内です。

一応マルチを使っており、西瓜の実の一部はマルチの上で実ったものの半分以上は地上から20cmとか30cm程度を這っていた茎に付いており、そのままだと西瓜の重さで蔓や茎が切れる恐れがありました。このため、植木鉢を支える金具を百円均一ショップから買い、西瓜の実を支える形にしました。ソフトボールほどの大きさの西瓜は、ネットの最上部近くに実ったことから、こちらは支柱を立て、袋状のネットで支えましたが、残念ながら大きくはなりませんでした。狭い畝での西瓜栽培なので、4本もの苗を植えるのはやり過ぎのようですが、苗は園芸店から買ってきたものではなく自分で育てたものであることから、2本植えるのも4本植えるのも似たようなもので、苗の数だけ西瓜が出来れば儲けもの、という感じで植えたものですが、どうやら正解だったようです。

西瓜の育ちを見ていると、予想以上に日当たりの影響を受けるようで、北側に植えた苗と南側に植えた苗では、西瓜の出来がかなり違うようです。4本の苗で7個の西瓜が収穫出来たことから、1本の苗に2個の西瓜が実ったものがあるはずですが、どの苗だったのかは不明なものの北側の苗だった可能性が高いようです。どちらにしろこんなやり方で西瓜が栽培出来ることが分かったことから、来年は南側に植える苗の位置を幾分北側に寄せ、日当たりの良さそうな場所に植えることにしたいと考えています。出来た西瓜のほとんどは小玉より幾分大きめでしかなく、他所様に差し上げるのはみっともないものですが、食べてみると美味しく、自家消費用としては十分なので、来年からもこんな形で西瓜を栽培するつもりです。