苗で植えたトウモロコシの収穫 ― 2014年07月26日 06時26分32秒
畑に種を直まきしたトウモロコシの収穫は終了しましたが、2週間ほど遅れてポットに種をまき、苗を育てて畑に苗を移植したトウモロコシが収穫の時期となりました。このトウモロコシはソラマメを収穫した後の畝に植えているもので、どちらかというと夏の雑草対策という意味合いが強く、トウモロコシが収穫出来れば儲けもの、という感じでしたが、今年はかなり上手くいきました。去年まではサヤエンドウを収穫した後の畝に植えていたことから、苗を畑に移植する時期が幾分遅く、その分、育ちが遅くなり、美味しいトウモロコシは収穫出来なかったものですが、今年は借りている畑の方にサヤエンドウを植え、自分の畑にはソラマメを植えたことから、畑への苗の移植が2週間ほど早くなったものです。
ソラマメもサヤエンドウも11月初旬に種をまき、4月末から5月初旬頃から収穫するものですが、サヤエンドウの収穫が終わるのは5月末頃になるため、サヤエンドウの後の畝でトウモロコシを育てるのは時期的にかなり厳しくなります。ソラマメの場合、春の育ちがサヤエンドウより早い感じで、幾分早めに種をまくことで5月中旬には収穫が終了します。この時期に合わせて苗を育てており、ソラマメの収穫が終了した後に畝を耕し、苗を移植しています。サヤエンドウを収穫した後の畝には長ネギの苗を植えており、こちらは6月中旬頃に苗を植えることから、時期的には問題ありません。地価の高い都市部での野菜栽培なので、土地を遊ばせることなく野菜を栽培しているもので、生産性を上げるためには、この程度のことは必要でしょう。
トウモロコシは夏野菜のイメージがあり、種をまくのが幾分遅れても、8月中旬頃までに収穫出来れば問題ないような気がしますが、実際にやってみるとそうではありません。7月中旬頃から8月中旬頃にかけて、気温が上がるとともに雨が少なくなることから、トウモロコシだけではなく他の野菜も元気がなくなり、水分不足気味となります。勿論、水やりが十分であれば別なのかもしれませんが、雨が降るのと比較すると、一般的な水やりではどうしても水が不足してしまいます。最も、シシトウとかピーマンは比較的元気ですが、これらの野菜にしても暑い時期は実が少なくなるようで、秋になった方が元気になるような気配があります。自分の畑や借りている畑でトウモロコシを栽培していることから、今年は食べ飽きるほど食べましたが、トウモロコシの最適な収穫時期というのも意外と短いことから、こちらも美味しい時期に収穫し、食べてしまいたいものです。
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