落花生の苗作り ― 2013年05月18日 06時05分38秒
ジャガイモを収穫した後の畝に植えるために、落花生の苗を作ることにしました。落花生は自分の畑と借りた畑、及び施設の畑の3ヶ所で栽培する予定で、6mほどの畝4つに2列に植えます。このため、1つの畝に必要な苗は24本ほどで、野菜栽培用の30cm×50cmほどのプランターに種をまきました。このプランターは長ネギや玉ねぎの苗作りに使用しているもので、現在は3個のプランターに長ネギの苗が育っていることから3個のプランターしかなく、1畝分の苗は借りた畑の片隅で作ることにしました。この辺では落花生の種は5月初旬頃から中旬頃までにまくことが多いものの、ジャガイモを収穫した後に種をまいても育ちます。
とは言うものの、やはり時期が遅れると殻は大きくなっても実がイマイチという感じになることから、5月中旬に種をまき、苗として1ヶ月ほど育てて畑に移植しています。落花生はナスとかトマトよりもっと熱い時期に大きくなる傾向にあり、ある意味、早めに種をまいても大きくなるのは梅雨開けの時期で、8月頃から急激に育つ傾向にあります。このため、6月初旬頃に種をまいても収穫は可能ですが、気候によっては育ちが悪くなる気配があることから、なるべく早く種をまくようにしています。しかし、落花生は根がまっすぐ伸びる傾向にあり、早めに種をまくと根が伸び過ぎたり、プランターの底まで届いて曲がったりし、移植時に根を痛めることがあるため、種をまく時期を考え、畑への移植時にも注意が必要です。
家庭菜園という形での野菜栽培ながら、一応は地価の高い都市部での野菜作りなので、畑を有効に活用することを考え、ジャガイモを収穫した後の早い時期に落花生の苗を移植するように考えています。また、落花生の収穫は10月中旬から下旬に行いますが、落花生を収穫した畝には玉ねぎを植えるという形で、常に野菜を栽培しているようなものです。本来、農業として生産性を上げるためにはこの程度の栽培が必要なはずですが、近辺の農地でこんな形で野菜を栽培している場所は、見たことがありません。農業で工業並みの収益を上げたいと考えるなら、工業並みに効率を考え、生産性を上げる必要がありますが、JAとか自民党などの政治家には、そんな気があるとはとても思えず、非効率な形で農業をやっている限り、産業として衰退するのは当たり前に思えます。
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