台風15号の野菜への影響2011年09月26日 16時50分01秒

大型で強雨と強風を伴った台風15号は浜松市付近に上陸し、関東地方を通過しました。台風の中心付近が横浜のかなり近くを通過したようで、久しぶりといった感じの強風でした。久しぶりの強風と感じたのは我が家だけではなかったようで、園芸仲間も同じようなことを言っていたし、相模湾近くの橋では通行中のトラックが横転したとかで、かなりの被害が出たようです。我が家でも、野菜の苗作りに利用していた小さな温室が強風で倒れ、ガラスが割れてしまったことから、どうやら修理不可となったようで、処分することになりました。台風というのは風の影響だけではなく雨も伴っており、この辺は海から20K弱程度しか離れていないことから、台風とともに潮を含んだ風と雨が降り、野菜を痛めます。

今回の台風でも、ゴーヤが潮風をもろに受けたようで枯れたようになり、駄目になりました。我が家だけではなく、近所でもゴーヤは駄目になっている所が多く、潮を含んだ風や雨に弱いようです。せっかく大きくなっていた大根も、葉っぱが風で飛ばされた上、潮に煽られたようで、かなり痛んでいます。今年は早めに種をまき、大きくなりつつあっただけに残念ですが、自然災害となると、致し方がありません。また、キャベツと大根にかけていたネットは飛ばなかったものの煽られ、部分的に下が開いてしまい、そこから虫が入ったようで、かなり虫食いだらけとなりました。大根も同様で、潮風に痛められると虫に食われる感じでかなり駄目になっており、ガックリです。

大根は結果的に種まきが早過ぎたということですが、自然災害だけは予想がつかず、どうにもなりません。白菜もネットを被せていたものですが、こちらはナスが風除けとなった気配があり、大根やキャベツと比較すると、被害は少ないようです。ナスもかなり風で倒されたし、落花生は、現在は茎から鞘みたいなものが出て土に突き刺さっている状態ですが、茎が風に煽られて横に揺さぶられたようで、やっと土の中に入った状態だった鞘が外に出てしまっています。この鞘の先に落花生がつくものですが、この時期にこんな状態になると、落花生の収穫はかなり落ちるような気がします。家庭菜園とはいえ、種々と考えて工夫して野菜を栽培していますが、それが台風1発で無駄になってしまった感じで、今年はガックリです。