大根と白菜の種まき2011年09月08日 08時18分53秒

大根の種を9月1日に、白菜の種を9月5日にまきました。大根は例年9月の初旬にまいているもので、発芽したこの時期、台風による大雨が心配ですが、一応マルチを使っていることから、マルチにより大雨の影響は少なくなっているようです。むしろ台風による風の方が問題で、発芽した大根は細長く伸びており、本葉が出て苗がしっかりするまでに風であおられることの方が心配です。幾分風が強かったものの、台風12号の影響は横浜では少なく、問題ありませんでした。大根の種は早生系と晩生系の種をまいたもので、去年は同一の畝に並列に種をまきましたが、今年は畝の南側に早生系の種を、北側に晩生系の種をまきました。

畝の南側はしばらくするとキウイの棚や隣家の陰となり、日当たりが悪くなることから、早生系の大根であれば影響が少ないだろうと考えたもので、試行中といった感じです。マルチに約30cm間隔ほどで穴を空け、2個の種をまいたもので、間引きが必要です。間引きなんて面倒だし、せっかく発芽した苗を抜くなんて勿体ないと考えていますが、大根は苗で育てるわけにもいかないことから、仕方がありません。普通の場合、1ヶ所に3個の種をまくことが多いようですが、新しい種であることなどから、我が家では1ヶ所に2個の種をまいていますが、ほとんどが2個とも発芽したようです。9月初旬というのは台風のシーズンですが、今年はしばらく台風は来そうもなさそうなので、大丈夫でしょう。

白菜は去年までは苗を作っていましたが、今年は直まきとしました。我が家では白菜の栽培には苦労しています。去年は苗を作ったのが早過ぎたようで、畑に8月下旬に移植しましたが、虫に食われて全滅でした。芯食い虫みたいなものに食われ、弱った苗にアブラムシみたいなものが付き、見たくもないという感じで、どうしようもありませんでした。1昨年は幾分ましだったものの、ナメクジに食われ、こちらは全滅まではいかなかったものの、ほとんど駄目ということで、2年続けて失敗でした。今年はマルチを敷いた後、マルチの端に銅箔を張り付け、ナメクジ対策としています。ナメクジは銅が嫌いという話なのでやっているものですが、去年の結果から考えると幾分の効果がありそうです。

横浜辺りでは、白菜の種まき時期は9月初旬の1週間程度と言われており、ここを逃すと生育が悪くなります。去年、別の畑で9月10日頃に種をまいたことがあり、ネットを使わなくても悪くない出来でした。早めに種をまくと発芽した後に虫の餌食となるし、遅くなると育ちが悪くなるということで、秋冬野菜の栽培には難しい処があります。我が家の場合、秋冬野菜としては大根、キャベツ、白菜がメインなので、白菜とキャベツは、しっかり育てられるようになりたいものです。大根の栽培は比較的やさしいことから、こちらは種選びを間違わなければ問題がありません。苗として育てているキャベツもそれなりに大きくなり、何とかなりそうなので、9月中旬には畑に移植することになりそうです。

ニンニクの植付けとキャベツの移植2011年09月12日 17時24分39秒

少し早目とは思いつつニンニクを植付け、キャベツの苗を畑に移植しました。作業は11日にやったものですが、この日の天気予報では午前中は晴れ/曇り、午後3時過ぎから雨が降りそうだということだったので早めに作業を開始したものですが、天気予報は大外れ。作業を開始して30分ほど過ぎた午前9時15分頃から大雨となりました。キャベツの移植は途中で中止したものの、全体を中止するわけにもいかず、雨がやんだ11時頃から作業を再開したものの水が溜まっており、泥だらけとなりました。おまけに午後からは全く雨が降らず、馬鹿にされた気分です。こんな大外れの天気予報を出した奴はぶん殴りたい気分で、しかもこんな大外れの天気予報を公共放送で流すな!!と言いたい処です。

ニンニクは玉ねぎ用の穴開きマルチを使い、マルチの穴の部分に種ニンニクを植えました。多く植えるつもりで普通の種ニンニクを多目に買ってきたら、連れ合いからは無臭ニンニクを多目に植えてほしいとの要望で、買ってきたニンニクのほとんどは、持ち越しとなってしまいました。狭い畑に植えるので、元々種ニンニクは3~4個ほどで良かったものですが、それを10個ほども買い、おまけに植えたのは3個ほどということで、何をやっているのか分かりません。無臭ニンニクは、去年収穫したニンニクで、小粒の物があることから、これらを植えました。が、雨上がりで泥に水分が含まれ、固まった感じとなったことから、どうなるか不明です。去年は試行ということで比較的簡単に植えたものですが、今年は本番という感じなので、失敗すると連れ合いから文句を言われそうです。

キャベツの苗はポットで育てているものですが、今年は種をまいたのが幾分遅く、しかも種の発芽率が悪かった上に苗の育ちが悪かったことから苗が小さく、例年の苗の半分程度しかない感じです。ポットで苗を育てても何故か大きくならない気配があり、畑に移植した方が良さそうなことから、幾分早いと思いつつ、畑に移植したものです。畑に移植すると根付くために1週間近い時間がかかるような気配があり、幾分早めに移植した方が良いものですが、9月初旬頃までは虫が多く、下手をすると苗を虫に食われてしまうため、畑に苗を移植するにも時期と天候を考える必要があります。最も、キャベツは少し涼しくなってから育つ傾向があることから、何とかなると期待しています。

我が家のキャベツや白菜は秋に収穫する予定なので、キャベツの苗の育ちが悪く、秋に大きくならないと困ることになります。今年はキャベツの育ちが悪い上に、白菜の育ちもイマイチという感じなので、いささか気になる処です。大根と白菜の種をまき、キャベツの苗を移植し、大根の間引きをやったことから、後はほうれん草の種まきと白菜の間引きが残っており、その後に落花生の収穫、ナス、トマト、シシトウの整理、サツマイモの収穫などが必要で、11月中旬まで、野菜栽培に忙しいことになりそうです。しかし、我が家みたいな狭い畑でサツマイモを栽培するのは無理なようなので、来年からはサツマイモの栽培を止める方向ですが、サツマイモの代わりに何を栽培するのか、悩むことになりそうです。

玉ねぎの種まき2011年09月19日 08時49分40秒

玉ねぎの苗を作るために、プランターに種をまきました。今年は管理している施設の畑に植える玉ねぎの苗も作るということで、プランター4個に2袋の種をまきました。使っているプランターは、30cm×40cmほどの大きさで、深さが20cm程度の野菜用プランターです。このプランターに培養土を入れ、種をまいているもので、早生用と保存がある程度効く晩生用の種をプランター2個に対して種を1袋、という感じでまいています。去年の例から考えると、プランター1個で苗が300本ほど取れることから、それぞれ500~600本の苗を作る予定です。1袋の種の数は700個ほどなので、発芽率が普通であれば600本ほどの苗が出来ることになります。

玉ねぎの苗は畑で育てる人もいるようで、それらの人の話では玉ねぎの種の発芽率は悪いとのことですが、自分でやっている場合、発芽率が悪い感じはしません。玉ねぎの苗は園芸店でも売っていますが、園芸店で売っている苗は畑で育てたものらしく、毛細根が少ないことや、苗を畑から取り出して植えるまでに時間があることから根つきが悪い傾向にあり、自分で苗を育てた方が良さそうなので、プランターで苗を育てています。我が家で使う苗は、早生も晩生もそれぞれ200本ほどですが、玉ねぎの種は2年ほどしか保存が効かないことから、今年は施設の畑の分の苗も一緒に育てることにしたものです。

一応、種の代金は施設持ち、その代り、苗を育てるのはこちらとし、育てた苗の半分を施設用、残り半分を自家用として使うということで、苗を上手く育てられなかったら、種の代金は貰わないという契約(?)です。我が家付近の園芸店では、保存が効かない玉ねぎの苗の値段は1本5~6円ほど、保存が効く玉ねぎの苗はその倍ほどします。施設の畑で使う苗の数は400本強であり、仮に通常の半分の価格で苗を手に入れるとしても千円以上となります。それに対して種の価格は2袋で850円ほどなので、施設にとってもそれなりにメリットがある話です。また、苗を植える時期も、施設で苗を入手する時期ではなく、こちらの都合に合わせることが出来るため、苗を植える時期を逃す心配もありません。

プランターで密集した形で苗を育てることから、苗は幾分細めですが、毛細根が多いことや、畑に移植する時期さえ間違えなければ問題ありません。プランターから苗を採集することから、畑に苗を移植する場合、施設の畑と自分の畑を同一の日とする必要がありそうですが、種の代金を支払ってもらうことから、この辺は仕方がありません。プランターで苗を育てるといっても簡単ではなく、毎日の水やりが必要ですが、良い苗を育て、美味しい玉ねぎを収穫するためには、仕方がないことです。苗は多分100本ほどは余りそうですが、これは野菜栽培を手伝っている他の人の畑に移植することになりそうなので、この辺も考えておく必要がありそうです。

台風15号の野菜への影響2011年09月26日 16時50分01秒

大型で強雨と強風を伴った台風15号は浜松市付近に上陸し、関東地方を通過しました。台風の中心付近が横浜のかなり近くを通過したようで、久しぶりといった感じの強風でした。久しぶりの強風と感じたのは我が家だけではなかったようで、園芸仲間も同じようなことを言っていたし、相模湾近くの橋では通行中のトラックが横転したとかで、かなりの被害が出たようです。我が家でも、野菜の苗作りに利用していた小さな温室が強風で倒れ、ガラスが割れてしまったことから、どうやら修理不可となったようで、処分することになりました。台風というのは風の影響だけではなく雨も伴っており、この辺は海から20K弱程度しか離れていないことから、台風とともに潮を含んだ風と雨が降り、野菜を痛めます。

今回の台風でも、ゴーヤが潮風をもろに受けたようで枯れたようになり、駄目になりました。我が家だけではなく、近所でもゴーヤは駄目になっている所が多く、潮を含んだ風や雨に弱いようです。せっかく大きくなっていた大根も、葉っぱが風で飛ばされた上、潮に煽られたようで、かなり痛んでいます。今年は早めに種をまき、大きくなりつつあっただけに残念ですが、自然災害となると、致し方がありません。また、キャベツと大根にかけていたネットは飛ばなかったものの煽られ、部分的に下が開いてしまい、そこから虫が入ったようで、かなり虫食いだらけとなりました。大根も同様で、潮風に痛められると虫に食われる感じでかなり駄目になっており、ガックリです。

大根は結果的に種まきが早過ぎたということですが、自然災害だけは予想がつかず、どうにもなりません。白菜もネットを被せていたものですが、こちらはナスが風除けとなった気配があり、大根やキャベツと比較すると、被害は少ないようです。ナスもかなり風で倒されたし、落花生は、現在は茎から鞘みたいなものが出て土に突き刺さっている状態ですが、茎が風に煽られて横に揺さぶられたようで、やっと土の中に入った状態だった鞘が外に出てしまっています。この鞘の先に落花生がつくものですが、この時期にこんな状態になると、落花生の収穫はかなり落ちるような気がします。家庭菜園とはいえ、種々と考えて工夫して野菜を栽培していますが、それが台風1発で無駄になってしまった感じで、今年はガックリです。