玉ねぎの根浮き ― 2011年01月10日 08時40分35秒
横浜も12月下旬頃から本格的に寒くなり、霜が降りるようになりました。氷が張ったのは2日ほどでしたが、霜柱が立つのが珍しくなくなり、畑の土も浮き上がるようになりました。特に我が家の畑は12月から1月にかけて半分ほどが隣家の陰となり、日中、ほとんど日が当らなくなることから、土が湿ったままとなります。このため、寒くなると霜柱みたいな形で土が持ち上げられ、玉ねぎの苗は根ごと持ち上げられてしまいます。特に植えた苗が小さかった場合、浅めに苗を植えていることから苗が持ち上げられ、根の部分まで土の上に出てしまい、枯れることがあります。このため、なるべく畑を見回り、状況に注意しています。
今年の場合、早生の苗は普通の大きさまで苗が育ったことから幾分ましですが、中晩生の苗の方は大きさが5cm程度までしか育たなかったことから、かなり心配です。幾分早めに畑に移植したことから、小さい苗も日当たりが良い場所に植えたものはかなり育ち、根も比較的しっかり張っているようですが、日当たりの悪い場所に植えた苗は育ちが悪く、植えた時の大きさのままといった程度です。また、育ちが良かった地域ケアプラザで育てた苗は日当たりの悪い場所に植えたことから、こちらもイマイチという感じです。植えた苗を見てみると、やっぱりという感じで根が浮き上がっている感じで、冬を越せない苗がかなり出そうな感じになっていました。
このため、根の部分をしっかり押さえてやり、土を固めることにしました。霜で浮き上がった土は風で飛ばされ、苗の上の土が少なくなっていることから、マルチの穴の部分の土を抑えて固めるとともに、周りに土を入れてやりました。こうすることで幾分でも土が固まり、駄目になる苗の数は減りますが、苗の根の部分を固めたり、土を入れたりするのも大変です。イメージ的には1ヶ月に1回程度、1冬に2回程度これをやれば大丈夫なようなので、今年はもう1回、作業する必要がありそうです。日当たりが良い場所は霜柱が立つことも少なく、当然の結果として表面の土も乾燥していることから被害は少ないようですが、日当たりの悪い場所はとにかく大変です。せっかく植えた苗なので、なるべく多くの玉ねぎを収穫するために、出来る限りの対策をするしかないだろうと考えています。
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