ジャガイモの植え付け ― 2010年03月08日 09時12分55秒
幾分でも春らしくなってきたことから、ジャガイモを植えつけました、去年は美味しいという評判もあったキタアカリを植えましたが、思ったほどの美味しさがなかったことから、今年は男爵にしました。後で話を聞くと、キタアカリは煮物にすると形が崩れにくくて美味しいとかで、バター(マーガリン)をつけて食べるのは男爵の方が美味いとか。煮物にする頃は収穫してかなり後だし、その頃までジャガイモの味が残っているような保管方法はとっていないことから、我が家の場合、煮ものにしたジャガイモに味を感じることはあまりありません。むしろ収穫した後に小さめのジャガイモを茹でて食べる時に味を感じることが多く、男爵の方が好みです。
また、カレー用としてジャガイモを使う場合、自分が作るカレーは煮詰めるのではなく、ジャガイモもニンジンも一旦茹で、肉と玉ねぎを炒めた後、水とジャガイモ、ニンジンを入れて沸騰させた後にルーを入れるため、男爵の方がジャガイモの味が残るような気がします。残念ながら狭い畑だし、ジャガイモはナス科なので連作出来ないことから、長さ6mほどの畝に1Kのジャガイモを植えているだけです。1K13個ほどのジャガイモを総て半分に切り、26個にして植えており、1株5個程度のジャガイモが出来ることから、10K程度の収穫を期待しています。時期的に少し早めであることや、猫が畝に糞をすることから、今年は防寒ネットを被せましたが、猫除けの他に雨で畝が崩れないことを期待しています。
元肥として使ったのは畝幅85cmほど、長さ6mほどの畝に対し、豚糞を1袋、鶏糞を1袋入れました。幾分多目とは思うものの、土の質がかなり悪いことや、未だに元肥の量の感じがつかめないこと、鶏糞の効果がどの程度か不明なことから、今年はほとんどの野菜をこの形で栽培してみる予定です。有機栽培なので原則的に化成肥料は使わず、追肥等はまきません。例年など深めにイモを植え、土寄せや芽かきなどはほとんどやりませんが、今年は幾分浅めにイモを植えたことから、土寄せが必要かもしれませんが、様子を見ながらやることになりそうです。また、マルチを使うと早めに芽が出て収穫が早くなるようですが、マルチの後処理が面倒だし、収穫が幾分早くても影響はほとんどないことから、今年はマルチは使用していません。
気温にもよりますが、ジャガイモの発芽は植えてから2~3週間ほどで、芽が出るまでが幾分心配です。芽が出た後に霜が降りると駄目になりますが、今年はそんなに寒くないことから、3月末頃に霜が降りることはないだろうと考えています。種イモの切り口には灰をまぶした方が良いとか、乾燥させた方が良いという話を聞きますが、我が家では植える時に切っており、全くの未処理です。今までの経験では特に芽が出ないと感じたことはなく、手間をかけるほどの効果はないように感じます。小規模(?)な家庭菜園なので、手間をかけずに野菜を栽培することを考えてやっているものです。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。