玉ねぎのマルチ外しと追肥 ― 2010年03月01日 09時18分29秒
春らしく暖かくなってきたことから、玉ねぎのマルチを外し、追肥をまきました。玉ねぎ用として使用したのは黒マルチで、穴が空いていないものを使い、自分で穴を空けて使用しています。穴空きマルチはありますが、畝に6列植えたいと考えているものの、畝の巾が90cmほどしかなく、穴空きマルチの6列用は畝幅が100cmほど必要であることや、6列用のマルチは200mのものしか手に入らないことから、穴が空いていない135cm巾のマルチを使用し、15cm弱程度の間隔で直径5cm弱の穴を空け、その穴に玉ねぎの苗を植えています。マルチの上からは追肥がまき難いことから、春になったらマルチを外します。
畝幅90cmほどに対し、使用しているマルチの巾は135cmもあることから、畝は比較的高く、しかもマルチは10cmほども埋めてあります。このため、マルチを敷くのは比較的簡単ですが、マルチを外すのはかなり大変です。畝の端を10cmほども掘ることから、下手をすると畝が崩れるし、また、マルチが切れて土の中に残ることもあり、それなりに気を使います。何度かやるうちにマルチを敷く場合と同じように畝に沿って溝を掘り、土を除いてマルチを外すのが最適と分かり、何とかまともに外せるようになりました。3月になっても霜が降りる可能性があることから、マルチを外すのはまだ早いのではないかという話もありますが、追肥が遅れると効果が薄れるため、2月末頃には外すようにしています。
追肥は玉ねぎ用の化成肥料が残っていたはずでしたが見つからず、仕方がないので連れ合いが買っていた8:8:8の化成肥料をまきました。本来、窒素分は元肥があり、玉ねぎ用の追肥としてはカリ分が多い肥料を使いたいものですが、カリ分が多い肥料というのは以外と少なく、探すのが面倒なことや価格が高いことから、手に入る適当な(?)化成肥料を追肥として使っているようなものです。いずれにしろ、今年の玉ねぎは苗の出来が悪く、畝の 1/4 程度は日当たりも悪かったことからまともに育っていなく、収穫に大きな期待は出来ません。但し、育ちの良かった苗を日当たりの良い場所に植えたものは、ソフトボール程度の大きさまで育てたいと考えていますが、どうなりますか。
マルチを外すと雑草が増え、草取りが大変になる可能性もありますが、マルチのまま育てた年の玉ねぎは大きさがイマイチだったことから、草取りは大変かもしれませんがマルチを外すことにしたものです。マルチを外して追肥をまいた2日後に雨となり、結果的に良かったのかどうか悩む処です。玉ねぎの苗は15cmほどの間隔で植えていますが、苗を植える時は間隔が広い感じがしますが、春になって苗が育ってくるとこの程度の間隔が必要なことが分かります。暖かくなって日も長くなり、隣家の陰も畝にかからなくなったことから、育ちの悪い苗も育ってくれれば大喜びですが、残念ながらそんなに甘くはないでしょう。暖かくなって野菜の苗作りも始めることになりそうで、いよいよ野菜作りの季節となりました。
ジャガイモの植え付け ― 2010年03月08日 09時12分55秒
幾分でも春らしくなってきたことから、ジャガイモを植えつけました、去年は美味しいという評判もあったキタアカリを植えましたが、思ったほどの美味しさがなかったことから、今年は男爵にしました。後で話を聞くと、キタアカリは煮物にすると形が崩れにくくて美味しいとかで、バター(マーガリン)をつけて食べるのは男爵の方が美味いとか。煮物にする頃は収穫してかなり後だし、その頃までジャガイモの味が残っているような保管方法はとっていないことから、我が家の場合、煮ものにしたジャガイモに味を感じることはあまりありません。むしろ収穫した後に小さめのジャガイモを茹でて食べる時に味を感じることが多く、男爵の方が好みです。
また、カレー用としてジャガイモを使う場合、自分が作るカレーは煮詰めるのではなく、ジャガイモもニンジンも一旦茹で、肉と玉ねぎを炒めた後、水とジャガイモ、ニンジンを入れて沸騰させた後にルーを入れるため、男爵の方がジャガイモの味が残るような気がします。残念ながら狭い畑だし、ジャガイモはナス科なので連作出来ないことから、長さ6mほどの畝に1Kのジャガイモを植えているだけです。1K13個ほどのジャガイモを総て半分に切り、26個にして植えており、1株5個程度のジャガイモが出来ることから、10K程度の収穫を期待しています。時期的に少し早めであることや、猫が畝に糞をすることから、今年は防寒ネットを被せましたが、猫除けの他に雨で畝が崩れないことを期待しています。
元肥として使ったのは畝幅85cmほど、長さ6mほどの畝に対し、豚糞を1袋、鶏糞を1袋入れました。幾分多目とは思うものの、土の質がかなり悪いことや、未だに元肥の量の感じがつかめないこと、鶏糞の効果がどの程度か不明なことから、今年はほとんどの野菜をこの形で栽培してみる予定です。有機栽培なので原則的に化成肥料は使わず、追肥等はまきません。例年など深めにイモを植え、土寄せや芽かきなどはほとんどやりませんが、今年は幾分浅めにイモを植えたことから、土寄せが必要かもしれませんが、様子を見ながらやることになりそうです。また、マルチを使うと早めに芽が出て収穫が早くなるようですが、マルチの後処理が面倒だし、収穫が幾分早くても影響はほとんどないことから、今年はマルチは使用していません。
気温にもよりますが、ジャガイモの発芽は植えてから2~3週間ほどで、芽が出るまでが幾分心配です。芽が出た後に霜が降りると駄目になりますが、今年はそんなに寒くないことから、3月末頃に霜が降りることはないだろうと考えています。種イモの切り口には灰をまぶした方が良いとか、乾燥させた方が良いという話を聞きますが、我が家では植える時に切っており、全くの未処理です。今までの経験では特に芽が出ないと感じたことはなく、手間をかけるほどの効果はないように感じます。小規模(?)な家庭菜園なので、手間をかけずに野菜を栽培することを考えてやっているものです。
春野菜の苗作り ― 2010年03月15日 09時25分57秒
春らしく暖かくなってきたことから、春野菜の苗作りを始めました。先々週の末に長ネギとシシトウの種をまき、先週末にナスとキューリの種をまきました。長ネギは、去年まではポットで苗を作っていましたが、今年は野菜用プランタを使用し、路地で栽培することにしました。ポットではイマイチ大きくならないことや、地域のケアプラザで仲間と作っている玉ねぎの苗がプランターを使っており、それなりに大きくなることから、今年から長ネギと玉ねぎの苗を野菜用プランターで作ることにしたものです。シシトウ、キューリ、ナスは観葉植物用の温室で苗を育てることにし、温室のガラスの一部が割れていることからビニールのカバーを被せて温度を保っています。
昼間の温度が上がり過ぎる気配もありますが、ある程度昼間はカバーを開けてやり、温度を調節しながら苗を育てる予定ですが、温室を使うのは今年が初めてみたいなものなので、どの程度上手くいくのか不明です。シシトウやナスは気温が上がらないと育たない部分があり、比較的寒い時期に種をまいても苗が育たない可能性もありますが、今年は温室を使うこともあって、少し早めに種をまいたものです。普通に考えれば種をまいて苗として育てるのは1ヶ月程度なので、3月中旬頃に種をまけば4月末から5月初旬に畑に移植出来るはずですが、春は比較的苗の育ちが悪いことから、幾分早めに種をまいて苗を育てています。
今週末にトマトとウリ、メロンの種をポットにまき、4月になったらカボチャの種をまいて苗を育てる予定です。去年はトウモロコシの苗もポットで育てましたが、トウモロコシ用の畝は何もない状態で、苗を育てる意味もなことから、今年はトウモロコシは直まきとし、芽が出なかった部分には再度種をまくか、買ってきた苗を植えるかで対応する予定です。カボチャも時期的には苗を育てる必要はありませんが、ほうれん草が植えてある畝にカボチャを植える予定であることから、カボチャの苗を育てている間にほうれん草を処理し、畝を整備する予定であることから、苗としてポットで育てるものです。
狭い畑で連作障害を避けるため、少量多品種の野菜栽培なので、1年間で15種程度の野菜を栽培しています。これらの野菜はなるべく種から育てる方針の元、苗を育てているもので、ポットで使用する培養土も馬鹿にはなりません。苗作りもやってみるとなかなか難しいもので、上手く苗が出来たとしても、翌年に同じように上手く苗が出来るとは限らず、苦戦しています。畑で作る野菜と同じように、苗作りもある程度上手くなるには3年程度は必要なようで、その間に失敗しながらノウハウを手に入れるしかないようです。今の時期だと春野菜は種をまいて芽が出るまで2週間ほどかかりますが、苗をある程度大きく育てるためにはここからが勝負(?)となります。
春野菜の苗作り(2) ― 2010年03月22日 10時44分17秒
春野菜の苗作り第3段(?)としてトマトとメロンの種をポットにまき、苗作りを行いました。3月の第1週にまいたのが長ネギとシシトウ、第2週がナスとキューリ、第3週がトマトとメロンということで、今週末にカボチャの種をまく予定です。長ネギ以外は温室で育てており、比較的天気が良いことから、温室前面のガラスを昼間は開け、それなりに温度管理を行っています。ポット用の土としては培養土を使用していますが、どうもイマイチという感じで、適当な土を探すため、試行錯誤しているような状態です。細かい土で粒のそろった育苗用土がありますが、比較的高価であることや、畑に植えかえる時、土がバラバラになり易いことから、イマイチです。
去年の苗の育ち具合から考えて種をまく時期を1週間づつずらしているものですが、なかなか思う通りにはいきません。トマトは去年までは桃太郎という品種を植えていましたが、今年は麗華という品種で、どの程度の出来になるかやってみないと分からない、という感じです。トマトも袋に入っている種の数が少ないことから、ポットも12個ほどで、1個のポットに一つの種をまきます。ポットでの苗作りの場合、1個のポットに3個ほどの種をまき、間引きするという話も聞きますが、我が家の場合は一つだけの種をまき、芽が出ないポットは諦めて土を畑に捨てます。去年は新芽がナメクジに食われたことから、幾つかのポットを無駄にしました。
シシトウもナスもトマトも畑に植えるのは8本ほどの予定で、ポットは12個用意し、出来の良い苗を8ポット選択する予定です。メロンは5ポット、新メロンなるものを6ポットと、苗は11ポットで育てますが、畑への移植には8ポットほど使用する予定です。メロンも新メロンもネットで育てる予定ですが、袋に書いてある栽培方法は露地なので、収穫出来るほどの大きさまで育てれるかどうかは不明です。去年はメロンの栽培に失敗し、全く収穫出来なかったし、簡単なはずのカボチャの出来もイマイチであったことから、今年はなんとか収穫出来るほどまで育てたいとは思うものの、なかなか難しいようですが、夏のデザート用なので、何とかしたいものです。
第1週、第2週に種をまいた野菜では、長ネギとキューリが発芽しました。キューリは6ポット中5ポットが発芽し、双葉状態といった感じで、思ったより早めの発芽です。ポットへの水やりは少なめで、1週間に1度程度、ポットの表面の土が乾いてから与える、という程度です。ものの本にはポットで苗を育てる場合、十分に水を与えるような記載がありますが、春野菜の苗作りではそんなに水が必要とは思えないことから、少なめの水やりです。温室でまともに育てるのも4月中旬頃までなので、1ヶ月ほどです。苗を植えるための準備をしていますが、1昨日のように季節外れの嵐となり、大風が吹いたり、大雨が降るのも困ったものです。
春野菜の苗作り(3) ― 2010年03月29日 09時27分22秒
春野菜の苗作り第3弾(?)としてカボチャの種をポットにまき、苗を作ることにしました。先週までに長ネギ、シシトウ、キューリ、ナス、トマト、メロンの種をまき、今回のカボチャの種まきで一通り終了し、4月中旬頃にゴーヤと朝顔、綿、マリーゴールドの種をポットにまき、苗を作る予定にしています。カボチャは発芽が良いことから、ポットで苗を作る必要はないようなものですが、現在ほうれん草を植えてある畝にカボチャを植える予定であることから苗を作り、4月中旬頃にほうれん草を削除し、畝を作って5月初旬にメロンとカボチャを同じ畝に植える予定です。
シシトウ、キューリ、ナス、トマト、メロンは小さい温室の上段と中段に入れ、それなりに温度が上がる形にしていますが、カボチャは温室の最下段に入れており、温室の下部は一部開いている状態なので、温室的な効果は少ないと思っています。しかし、3月も末だし気温も上がることから、カボチャは露地で栽培しても芽が出るし、あまり気にする必要はないだろうと考えています。むしろ問題はシシトウやナスの発芽状態で、シシトウもナスも幾つかは発芽したものの育ちが悪く、4月末までにどの程度育つのか心配です。
シシトウは苗が小さくても畑に移植することで大きく育つことから幾分ましとは言うものの、ナスは苗が小さいと畑での育ちが悪く、収穫がほとんど出来ないことから、悩む処です。春野菜としてはその他にトウモロコシを栽培しますが、トウモロコシは去年の秋に白菜を栽培した畝で育てることから、今年は苗ではなく、直まきとする予定で、畝を作ってマルチを敷きました。元肥としては、長さ6m弱、巾85cmほどの畝に対し、去年は豚プンを1袋半、鶏糞を1袋使いましたが、トウモロコシがやたらと大きくなり、2m近くまでなったことから、今年は豚プン1袋、鶏糞1袋としました。
トウモロコシは肥料を食うという話がありますが、我が家ではこの形での元肥だけを使用しており、他の野菜も同じ程度の肥料を使っていることから、トウモロコシだけが肥料が多いという感じはしません。去年の結果では、トウモロコシはスーパで売っている程度の大きさに育ち、しかも美味しかったことから、自己採点では90点以上でした。失敗したのはメロン、ウリ系で、こちらは大失敗、カボチャもイマイチという結果でした。ナスは秋ナスがイマイチだったものの、概ね成功という感じでした。今年は気温が安定していなく、暖かくなったり寒くなったりと寒暖の差が激しく、春野菜の生育に悪そうなので、いささか気掛かりです。
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