かなり出来が悪そうな今年の玉ねぎ2010年02月01日 09時17分19秒

そろそろ厳しかった今年の冬も終わりに近づき、日差しも強くなってきましたが、心配した通り今年の玉ねぎの出来は悪そうです。我が家の畑は南北に長さ6mほどですが、冬至の頃、畝の半分程度まで隣家の陰が伸びて来ます。このため、畝の半分は日当たりが問題ないものの、残り半分は日当たりがイマイチで、特に南側の畝の 1/4 程は11月末から2月初旬までは隣家の陰となり、日当たりが悪くなります。去年の晩秋に植えた玉ねぎの苗は、比較的育ちが良かったケアプラザで育てた苗と、育ちが悪かった自家製の苗でしたが、最悪のケースを考え、比較的日当たりが良い畝側の 1/4 程にケアプラザの苗を植え、残りに自家製の育ちの悪い苗を植えました。

育ちが悪かったとはいえ日当たりの良い場所に植えた自家製の苗は順調に育っており、特に問題はないようですが、日当たりが悪く、11月末頃から2月初旬頃まで日が当らない場所に植えた苗は育ちが悪い上に霜で浮き上がり、かなりの苗が駄目になった気配があります。12月中旬頃、浮き上がった苗を周りの土とともに抑え、その上に幾分でも土を被せましたが、残念ながら努力のかいもなく、その後の霜で根の部分まで浮き上がり、枯れてしまうようです。結果的には育ちの良かったケアプラザの苗を日当たりの悪い場所に植え、根を深めにしていれば大丈夫だった模様ですが、こんなことをやると玉ねぎが全滅する恐れもあり、仕方がありません。

今回の結果から、ある程度育ちの悪い玉ねぎの苗でも、日当たりの良い場所に植えれば問題ないレベルまで育つことが分かったことから、今後の苗作りや畑への移植の参考になりました。同じように育ちが悪かった早生の苗の方は、畑へ移植したのが11月中旬と少し早かったことから苗の育ちが幾分良く、11月下旬に畑に移植した中晩生の苗より育ちが良いようです。隣家の陰も段々と短くなりつつあり、2月10日頃には畝全部に日が当たるようになることから、冬も峠(?)を越したのかもしれません。苗作りから失敗した今年の玉ねぎ栽培ですが、ここからもうひと山あるため、手抜きは出来ません。

1昨年、特に工夫することもなく玉ねぎの苗作りが上手くいったことから、去年も同じような感じで苗を作ったはずですが、大失敗でした。問題は失敗の原因が不明なことで、下手をするとまた失敗しそうな気もします。ケアプラザでの苗作りと、自分でやった苗作りを比較すると、ケアプラザではプランターを使い、自分の場合はポットを使ったことから、この差があるような気がします。プランターを使用した方が玉ねぎや長ネギの苗作りに適しているようなので、次回からプランターで苗作りをやりたいと考えており、長ネギの苗作りを行う今年の春からプランターを使う予定です。苗作りもやってみると上手くいかない場合があり、常に良い苗を育てるというのは難しいものです。