サヤエンドウの苗2016年11月06日 17時31分33秒

今年もサヤエンドウを栽培する予定ですが、去年までは直まきという形で栽培していましたが、借りている畑は水分が多いせいもあってか発芽率が悪いことから、今年はポットで苗を育てて畑に移植することにしました。畝に2列という形とし、1列にサヤエンドウを、他の列にスナックエンドウということで植えているものの、サヤエンドウはまだしもスナックエンドウの発芽率が悪いため、苗を作ることにしたものです。本来であれば長さ6m弱ほどの畝に植えたいものですが、借りている畑は園芸仲間と共同であり、園芸仲間が早生の玉ねぎを植えたいということから、畝の半分に早生の玉ねぎを植え、残りにサヤエンドウとスナックエンドウを植えているもので、家庭菜園らしい栽培です。

サヤエンドウは収穫し損なって大きくなったものを種として使用出来ると聞いたことから、今年は去年の春に収穫したサヤエンドウを種として使用してみました。去年の種がF1であればまずそうですが、多分、大丈夫でしょう。サヤエンドウなんで味が大きく変わるとも思えないし、香りがあるわけでもないので問題ないと考えています。ポットに種をまいて苗を育てていますが、現在は発芽した状態です。発芽率を見るとそんなに悪くはなく、ほとんどの種が発芽したようで、少なくとも発芽率が75%以下ということはありません。但し、スナックエンドウの方は発芽が遅いようで、サヤエンドウの方は本葉が出ているような苗があるにも係わらず、スナックエンドウの方は発芽したばかりという状態です。

自分の畑用だけではなく施設の畑用の苗を育てていますが、施設用の畑の種は去年の残りの春まき用の種なので、畑に移植した後、冬を越せるのかどうかいささか心配していますが、日当たりのよい場所なので、問題はないだろうと安易に考えています。サヤエンドウという野菜も意外と育てるのが難しい野菜で、春先、ある程度大きくなって暖かくなってくると、茎を上に伸ばすための処置が必要です。近所の畑などを見ると、小さな竹などで苗を囲み、上に伸ばすようにしている所を見ますが、自分の場合、サヤエンドウは蔓性の野菜であることから、ネットを張ってネットに添わせて上に伸ばすようにしています。しかし、ネットを張るのが遅れたりすると茎が上に伸ばないし、ネットに蔓を絡ませてやる必要もあり、それなりに面倒です。

借りている畑での玉ねぎの植え付け2016年11月12日 17時37分22秒

玉ねぎは自分の畑と借りている畑に植えていますが、借りている畑に中生の玉ねぎの苗を植えました。この畑は園芸仲間と共同で借りているもので、中生の玉ねぎは園芸仲間と共同ということで、収穫時に分割するものです。畝作りなどの作業は自分がやり、肥料や苗は園芸仲間持ちということで野菜を栽培しているもので、玉ねぎの苗も園芸仲間が購入したものです。昨夜が雨ということで、土が湿っているものの、苗を購入した関係で、無理して(?)畑に移植したようなものです。ここの畑でも横6列に穴が空いているマルチを使用していますが、狭い畑なので、畝作りはそれなりに大変でした。

マルチの穴の部分に棒で穴を空け、その穴に玉ねぎの根を差し込み、周りに土を寄せるという形で苗を植えたものですが、雨上がりで湿っていたことや、黒土であることなどから、無理に穴を空ける必要はなかったようで、植える時に指で穴を空ければ良かったようです。問題はモグラのトンネル(?)が畝の中にあることで、ここの畑は有機肥料を使って無農薬のため、土の中にミミズやオケラなどがいます。これらを食べるためにモグラがやってくるようで、モグラが作ったと思われるトンネルがかなりあります。しかも通路部だと土が盛り上がっていることから、モグラの穴があることが分かりますが、畝の中だと土が柔らかいためか、表面から20cmほどのところにトンネルがあるため、穴があるかどうか分かりません。

畝を耕す時や今回のように玉ねぎの苗を植えるために棒で穴を空けるとモグラのトンネルの上であることが分かります。特に玉ねぎの場合、苗を植える間隔は15cmほどであることから、その下にトンネルがあると苗が根付かず、冬を越せないことになります。今回の場合も苗を植える場所の下にトンネルがあった感じでいささかまずい状態です。一応、苗を植える時にトンネルをつぶすような形にしたものの、またモグラがトンネルを掘ると苗が駄目になりそうで、困ったものです。モグラの通り道に棒を立て、風車みたいなものを付けて振動させるとモグラが嫌がると聞いたことがありますが、こんなものを作るのも面倒だし、どうしたものか悩む処です。まあ、被害が大きくなるようであれば何か対策を考える必要があるのでしょう。

今年の秋野菜の出来2016年11月20日 09時09分45秒

9月に種をまいた秋野菜ですが、それなりに大きくなり、ほうれん草はほとんど収穫し、大根も収穫の時期となりました。また、白菜もキャベツもある程度大きくなりつつあるようですが、どうもイマイチのような感じです。特にキャベツの出来が悪いような感じで、例年だとこの時期には収穫出来そうな大きさまで育っているものですが、今年はさっぱりという感じです。白菜の方は幾分育ちが悪そうですが、虫食われが多いものの、それなりに育っており、例年並み程度の収穫が出来そうです。但し、癪なことに種をまいて育てた白菜と、発芽しなかった場所に植えた園芸店から買ってきた白菜では育ちがかなり違い、園芸店から買ってきた苗の方は、そろそろ収穫出来そうな大きさになっています。

それでも我が家の畑や借りている畑に植えた白菜はそれほどのことはありませんが、施設の畑に植えた白菜は、種をまいた時期が1週間ほど遅れたこともあり、幾分育ちが悪いようです。白菜はまだしも、キャベツの方は意外と育ちが悪く、この時期だとかなり大きくなっているはずなのに未だに小さく、これから葉が巻くような感じで、かなり育ちが遅れています。自分の畑の方は自分で苗を栽培したもののため、苗の作り方が悪かったのかもしれませんが、園芸店から買ってきた苗を植えた借りている畑のキャベツも育ちが悪く、かなり気になる処です。白菜とキャベツを比較すると、白菜の方は比較的気温が高くても育つようですが、キャベツは気温が高いと育ちが悪くなるような感じです。

このため、白菜は早めに種をまいてもあまり影響はありませんが、キャベツは種を早めにまいて苗を作って畑に移植しても早く大きくなるようなことはなく、例年だと10月中旬頃から大きくなります。しかし、白菜の場合、虫に食われやすいことから、早めに種をまくと虫に食われることが多く、無農薬での栽培は難しく、発芽して本葉が出てある程度大きくなったら殺虫剤などで虫除けした方が良く育ちます。キャベツは早めに畑に移植した場合、紋白蝶の餌となることから、我が家では虫除けネットを被せており、11月下旬頃にネットを外します。例年だとこの時期にはキャベツらしくかなり大きくなっているものですが、今年はサッパリという感じです。今年は秋がなかった、という話も聞く通り、関東地方は気温が高かった上に雨が多く、もしかしたら夜間の気温が高かったせいでキャベツの生育が悪いのかもしれません。しかし、天気が悪くて太陽光発電量が少なかった上、秋野菜まで育ちが悪いとすれば、自分にとって今年はかなり悪い年になるようです。

サヤエンドウの移植と大根の収穫2016年11月27日 09時48分57秒

借りている畑にサヤエンドウとスナックエンドウの苗を移植しました。去年までは種を直まきしていたものですが、発芽率が悪かったことから今年は苗を育てて移植したものです。苗はポットに種をまき、育てていたもので、1個のポットに2個の種をまき、2本の苗を育てていましたが、流石に全てのポットの種が発芽することはなかったものの9割程度の種が発芽したことから、ほとんどのポットは2本の苗となりました。サヤエンドウとスナックエンドウは借りている畑に植えているものですが、ここの畑は黒土で柔らかいものの水分が多く、そのためにマメ科の野菜の種をまくと発芽率が悪くなるような感じですが、その分、里芋の栽培には適しているようです。

例年だと玉ねぎの苗を畑に移植するのが畑作業の最後ですが、今年はサヤエンドウを苗で育てたことから、サヤエンドウの苗の移植が畑作業の最後という感じとなりました。11月も終わりに近くなったことから、今年の畑作業は終了となり、自家食用として栽培した野菜を適宜収穫するだけとなりました。自分の畑や借りている畑で栽培している野菜では、年内から来年の2月頃にかけて収穫するものは里芋、大根、白菜、キャベツ、ブロッコリー、長ネギなどで、今年は白菜などがかなり高いようなので、自家用の野菜でも、馬鹿にはなりません。最も、かなりの部分は大家族である娘たちが持っていくことから、自家で消費する分はそんなに多くはありません。

畑では里芋は勿論、大根、白菜、キャベツなどが収穫出来そうなので、最初に大根を収穫しました。去年までは青首大根を栽培していましたが、今年は大蔵大根という品種で、尻づまり型ということで、どんな形の大根になるのか興味がありました。収穫してみると先まで太い大根で、普通の大根は先が細まっているものですが、この大根は先まで太く、円柱形の大根で、おまけに葉が横に広がっている大根でした。また、予想以上に太く、直径が10cm近くある感じで、重たくて持ち帰るのが大変でした。また、葉が横に広がっており、持ち帰って葉まで食べていることから、袋に入れるのも大変でしたが、その分、食べる部分が多いようで、我が家に合っている大根かもしれません。