割れてしまった貴重な大玉西瓜 ― 2016年07月24日 13時44分23秒
長さ5m強、幅90cm弱の畝1つで西瓜を栽培していますが、せっかく実った大玉西瓜が割れてしまったことから、収穫しました。種も白く、収穫には早すぎましたが、割れた西瓜には中に虫が入ることから、致し方なく収穫したものですが、いささか残念です。西瓜という野菜は、蔓や茎が四方八方という感じで伸びることから、幅が90cm弱程度の畝で栽培できるような野菜ではありませんが、我が家の畑では無理無理という感じで栽培しています。畝は南北方向に作ってありますが、マルチを使っていることから、南北方向のそれぞれの端から50cm強程度の場所に2ヶ所に穴を開け、4本の苗を植えています。また、畝幅に沿って両側に長さ5m、高さ2mほどのネットを張り、蔓や茎がネットの外に出ないような形で栽培しています。
蔓や茎は畝の中心部に伸ばすようにしており、なるべくネットの外側には出ないようにしていますが、今年は何故か蔓や茎の繁殖力が強く、ネットの内部全面だけではなく、かなり外側にもはみ出しています。今年の梅雨は雨や曇りの日と天気が良い日がはっきり分かれていたようなので気温が上がり、蔓や茎が伸びたのだろうと推定しています。それはそれで良かったものの、例年だと地面の近くに実る西瓜が今年は地面から1mほどの高さに実ってしまい、手入れが大変でした。西瓜は大玉の種を使っていることから、そのまま大きくなると蔓が西瓜を支えきれず、途中で落下することになったり、西瓜が大きくならなかったりします。このため、実った西瓜を支えてやることにしました。
高さ1mほどの場所に実った西瓜を支えるのも簡単ではなく、ネットを張るための支柱に横通しという形で棒を取り付け、ジャガイモの種芋などを園芸店から買ってきた時、使われていた縦横20cm弱程度のネットを使い、ハンモックみたいな形で支えることにしました。数年前からこんな形で西瓜を栽培しており、高い場所に実った西瓜はあまり大きくならなかったものですが、今年はかなりしっかり支えたことから意外と大きくなり、中玉程度の西瓜となりつつあるようです。バレーボール程度の大きさになった西瓜は2つだけですが、せっかく大きくなった西瓜の1つが自然に割れてしまったことから、早めに収穫しましたが、やはり味はイマイチでした。故郷は九州の農村であることから、西瓜畑は珍しくもなく、また、西瓜が割れることは承知していましたが、熟す前にせっかくの大玉西瓜が割れてしまったことは、残念です。大玉の西瓜はもう一つあり、中玉の西瓜も5,6個あることから、これらの西瓜は割れずに熟してほしいものです。
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