今年の長ネギの植付け ― 2014年06月14日 06時34分54秒
借りている畑で長ネギを植付けました。去年までは自分で栽培していた長ネギの苗を植えていたものですが、長ネギの苗を育てるのは意外と難しく、大きく育たないことから、今年は園芸店で買った苗を主体に植えました。最も、九条太ネギが葉も根も柔らかくて美味しいことや、九条太ネギの苗は売っていないことから、九条太ネギは種をまいて苗を育てており、自分の畑にはこちらを植えました。今年は幾分工夫したことから、例年より苗は大きく育ったものの、園芸店で売っているほどの大きさにはなりませんでしたが、かなりまともな苗となりました。しかし、このネギは柔らかいだけあって苗も全体的に柔らかく、畑に植えるのにかなり苦労します。
長ネギはサヤエンドウを収穫した後の畝に植えているもので、サヤエンドウは5月末頃までに収穫が終了し、長ネギは6月中旬頃に植えることから、ローティションとしては最適に近い形です。長ネギは3月中旬頃に種をまき、苗を育てているものですが、九条太ネギは元々が葉ネギであることから、ある程度育つと倒れやすくなります。おまけに今年は赤さび病らしいものが出たことから、どうなることやら、という感じです。園芸店から買ってきたのは赤ネギの苗で、このネギも比較的柔らかく、美味しいネギ(のはず?)です。長ネギは11月末頃から収穫し、来年の3月頃までに全てを収穫しますが、2月、3月になると通常のネギはかなり太くなります。
ネギが太くなるのは良いとして、煮るのに時間がかかるし、葉が固くて白味だけしか食べられないことから、我が家では1本ネギではなく、分けつ系のネギを育てており、白味もあまり大きくならない方が好きです。長ネギを植えるためには深さ20cmほどの溝を掘り、その溝のふちに長ネギを立て懸けるような形で植えていますが、ネギが倒れないように植えるのも大変だし、また、雨で溝が埋まらないように対策するのもかなり大変です。苗を植えた後、稲藁を少しだけ被せ、稲藁が飛ばない程度に土を被せており、8月末から9月頃、長ネギが大きく育つようになると長ネギの根元に土を被せており、長ネギの育ちに合わせて被せる土を増やします。白味を増やすためには深めに溝を掘り、被せる土の量を多くする必要がありますが、狭い畑なので溝を掘った土を置く場所もないし、おまけに溝を深くすると収穫時に掘るのが大変になることから、長ネギを育てるのも簡単ではありません。
落花生の苗の移植 ― 2014年06月22日 06時58分59秒
天気予報で雨が降るとの予報だったことから、大急ぎで落花生の苗を畑に移植しました。落花生はジャガイモを収穫した後の畝に植えているもので、ジャガイモの収穫は6月中旬であり、その頃に種をまくと流石に育ちが悪いことから、我が家では5月中旬頃に種をまき、苗として育てており、ジャガイモを収穫したこの時期に苗を畑に移植します。ジャガイモは自分の畑と借りている畑に植えていることから、落花生も自分の畑と借りている畑に植えており、自分の畑用の苗は野菜用のプランターとポットで栽培しており、借りている畑用の苗は、借りている畑の片隅で育てています。落花生は比較的強いことから、苗を畑に移植してもほとんど問題はなく、7月末から8月に掛けての暑い時期、大きく育ちます。
以前は苗をポットで育てていましたが、落花生の苗は毛細的な根が多くなり、ポットで育てた場合、これらの根がポットに沿って丸くなり、畑に移植した後の苗の育ちが幾分悪いことから、現在はポットで苗を育てないことにしていたものの、今年は種が多かったことから、ついついポットでも苗を育てましたが、やはり根が丸くなっており、畑に移植してもイマイチということになりそうです。野菜用プランターは幾分底が浅く、落花生の根は下に伸びることから、不十分という感じがするものの、毛細的な根は周りに伸びており、これまでの経験からは、畑に移植しても問題はありません。借りている畑の片隅で育てた苗は、狭い場所にかなり密集して種をまいていることから苗が密集しており、苗を植え替える時、苗の根に土が少なくなりますが、移植した苗が枯れたことはありません。
自分の畑と借りている畑に同じような形で元肥を入れ、落花生を育てていますが、収穫量は残念ながらかなり違います。借りている畑の方は黒土で柔らかいことから苗は大きく育ち、畝からはみ出すほどになって落花生の粒も大きく、収穫量も多いものですが、自分の畑の方は並み程度で、粒もあまり大きくなりません。落花生の種は大粒の物を使っており、借りている畑の落花生は大粒らしい大きなものですが、自分の畑の方は一部は大粒になるものの、ほとんどが並み程度(?)で、出来もイマイチといった感じですが、土の質も悪いし、日当たりも悪いので、致し方ありません。落花生は密集して植えているのではなく、周りに茎が伸びることを想定し、60cm間隔程度で交互に2列で植えていることから、苗と苗の間に雑草が生えるため、夏場に雑草取りが必要になりますが、ジャガイモを収穫した後をそのままにしておくより雑草は少ないため、収穫を楽しみにして雑草を取ることになりそうです。
予想以上に枯れたサツマイモの苗 ― 2014年06月28日 06時28分23秒
サツマイモの苗が元気になり、蔓が伸び出していますが、残念ながら思った以上に苗が枯れた感じがします。去年ほど酷くはないものの、それでも3割近い苗が枯れたようで、かなりまずい状態です。去年は苗を植える前も植えた後にも雨が少なく、土も悪いせいもあって苗が枯れるのは致し方なし、という感じだったものですが、今年は雨が降った後に土を湿らせてマルチを被せたもので、条件的には悪くなかったはずです。他人様の畑のサツマイモは枯れている苗はなく、植え方が悪いのか、それとも土が悪いのかどちらかでしょうが、原因がイマイチ掴めず、困ったものです。
無理して(?)安納イモの苗を植えていることが悪いのかもしれませんが、美味しいという噂の安納イモなので、このイモの苗を選択しているものです。自分的には栽培し易いイモの方が良いものの、ほんの少しだけ自家用として栽培している野菜であることから、美味しいイモの方が楽しみがあります。どちらかというと我が家の畑の土は砂地に近く、保湿性に問題があることから、苗を植える時期を考えないとまずいのかもしれません。また、マルチを使用していることが悪いのかもしれませんが、この辺はもうしばらく試行錯誤を続け、経験してみないと分からない感じがします。
それにしても一般的には栽培が比較的簡単だと思われているサツマイモですが、実際に栽培してみるとかなり難しいものです。見た目でサツマイモの蔓が茂り、葉などが元気に伸ばすことは比較的簡単ですが、実際に収穫してみるとまともなイモがなく、細いイモばかりというのは良くある話です。我が家では甘藷1号というサツマイモ用の肥料を使うことである程度の収穫が出来るようになりましたが、植えた苗が枯れるようではどうにもなりません。肥料の入れ方で出来が悪いのであればそれなりに対応出来ますが、植えた苗が枯れるとなると簡単に対策出来ず、どうしたものか悩む処です。
最近のコメント