キャベツの苗作り22011年08月22日 14時54分31秒

ポットに種をまいて育てているキャベツの発芽率が悪いことから、再度キャベツの種をポットにまき、苗を育てることにしました。最初にまいた種は2008年に買ったもので、冷蔵庫で保管していたとはいえ3年も経過すると発芽率が悪くなるようで、致し方ありませんが、失敗です。野菜の種類によって差があるものの、やはり種は冷蔵庫で保管するにしても3年程度が限界と考えた方が良さそうで、種が余っているからと考えて使うと、失敗するようです。種の量と価格は必ずしも比例しないことから、ついつい多目の量の物を買い、大事に使った挙句、発芽しなくなるというのも困ったものです。

我々みたいに家庭菜園での野菜作りでは、1年に使う種の数は数えるほどで、1.5mlもあれば3年程度は使えそうなことから、今後は種を買う時に種の量も確認したいと考えています。古い種を使って発芽しないのは仕方がないにしても、発芽を確認するためには1週間以上の時間が必要で、発芽しないことを確認して次に種をまくとそれだけ遅れ、特に秋野菜の場合には育ちが悪くなることから、古い種を何時までも使うことにはリスクがあります。今までの経験から考えると、アブラナ科の種やマメ科の種は比較的長持ちするものの、玉ねぎの種は2年ほどで発芽率がガックリ落ちるし、苗の発育も悪くなります。

この辺を考えると、玉ねぎの種は2年で使い切り、キャベツや白菜の種は3年程度で使い切る必要がありそうです。最も、玉ねぎは必要とする苗の数が多く、しかも今年から施設の畑用の苗も作ることにしたことから、1袋を1年で使い切ることになりそうです。しかし、マメ科とかアブラナ科の野菜の種は1袋に多く入っていることから、種の選びにも苦労しそうです。最初にまいたキャベツの種は双葉状態という形で発芽していますが、ここから虫に食われると、あっという間に駄目になることから、ネットを被せて苗を育てています。畑に移植してもネットを被せる予定ですが、何故か今年はモンシロチョウが少ないようで、虫の食害は少ないのかもしれません。