春野菜の苗作り(2)2010年03月22日 10時44分17秒

春野菜の苗作り第3段(?)としてトマトとメロンの種をポットにまき、苗作りを行いました。3月の第1週にまいたのが長ネギとシシトウ、第2週がナスとキューリ、第3週がトマトとメロンということで、今週末にカボチャの種をまく予定です。長ネギ以外は温室で育てており、比較的天気が良いことから、温室前面のガラスを昼間は開け、それなりに温度管理を行っています。ポット用の土としては培養土を使用していますが、どうもイマイチという感じで、適当な土を探すため、試行錯誤しているような状態です。細かい土で粒のそろった育苗用土がありますが、比較的高価であることや、畑に植えかえる時、土がバラバラになり易いことから、イマイチです。

去年の苗の育ち具合から考えて種をまく時期を1週間づつずらしているものですが、なかなか思う通りにはいきません。トマトは去年までは桃太郎という品種を植えていましたが、今年は麗華という品種で、どの程度の出来になるかやってみないと分からない、という感じです。トマトも袋に入っている種の数が少ないことから、ポットも12個ほどで、1個のポットに一つの種をまきます。ポットでの苗作りの場合、1個のポットに3個ほどの種をまき、間引きするという話も聞きますが、我が家の場合は一つだけの種をまき、芽が出ないポットは諦めて土を畑に捨てます。去年は新芽がナメクジに食われたことから、幾つかのポットを無駄にしました。

シシトウもナスもトマトも畑に植えるのは8本ほどの予定で、ポットは12個用意し、出来の良い苗を8ポット選択する予定です。メロンは5ポット、新メロンなるものを6ポットと、苗は11ポットで育てますが、畑への移植には8ポットほど使用する予定です。メロンも新メロンもネットで育てる予定ですが、袋に書いてある栽培方法は露地なので、収穫出来るほどの大きさまで育てれるかどうかは不明です。去年はメロンの栽培に失敗し、全く収穫出来なかったし、簡単なはずのカボチャの出来もイマイチであったことから、今年はなんとか収穫出来るほどまで育てたいとは思うものの、なかなか難しいようですが、夏のデザート用なので、何とかしたいものです。

第1週、第2週に種をまいた野菜では、長ネギとキューリが発芽しました。キューリは6ポット中5ポットが発芽し、双葉状態といった感じで、思ったより早めの発芽です。ポットへの水やりは少なめで、1週間に1度程度、ポットの表面の土が乾いてから与える、という程度です。ものの本にはポットで苗を育てる場合、十分に水を与えるような記載がありますが、春野菜の苗作りではそんなに水が必要とは思えないことから、少なめの水やりです。温室でまともに育てるのも4月中旬頃までなので、1ヶ月ほどです。苗を植えるための準備をしていますが、1昨日のように季節外れの嵐となり、大風が吹いたり、大雨が降るのも困ったものです。