玉ねぎの防寒ネット外し2010年02月22日 09時08分23秒

節分後の寒気も去り、幾分でも温かくなったことから、玉ねぎに被せていた防寒用ネットを取り外しました。防寒用ネットといっても目が幾分荒いもので、どちらかというと防虫用のネットなので、防寒用として効果があったのかどうか不明です。とはいうものの、去年の12月中旬頃から寒く、霜の被害も多かったことから、気休め程度の意味でネットを張っていたものですが、今年は雪が降ったことから、ほんの少しの雪よけ程度にはなったようです。早生ではなく中晩生の玉ねぎの苗に被せていたものですが、苗の出来が悪かったことから、霜で苗が浮いてしまい、根まで浮き出してしまった苗もあり、効果はイマイチだったのかもしれません。

今年は異常に寒かった上に玉ねぎの苗の出来が悪く、最悪ともいえるパターンだったことから、日当たりの悪い畝の 1/4 ほどに植えた苗は育ちが悪く、まともな玉ねぎは収穫出来ないと覚悟しています。それでも日当たりの良い畝の半分ほどに植えた苗は順調に育っており、日当たりの良い場所に植えることが出来れば苗が小さくても育つということが分かりました。我が家の畑の場合、苗の大きさで選別し、日当たりの悪い場所には大きく育った苗を植え、日当たりの良い場所には、小さい苗を植えれば良いようです。最も、苗の育ちは似たようなものなので、苗を大きく育てることを考えるのが先決かもしれません。

日当たりの良い場所の玉ねぎがかなり大きく育っていることから、そろそろマルチも外したいと考えていましたが、先週末の横浜は寒く、風も冷たかったことから、サボリということで、今週末にマルチを外し、追肥として化成肥料をまく予定です。追肥として化成肥料をまく場合、2月の初旬にまくのが良いようなことが本に書いてありますが、経験的には早めに追肥をまくとネギ坊主が出やすくなることから、我が家の場合、マルチを2月末頃に外し、その後に追肥をまくようにしています。本来、有機栽培なので化成肥料をまくのは気が進みませんが、残念ながら化成肥料をまいた方が玉ねぎの育ちが良いことから、玉ねぎだけは追肥として、化成肥料を使用しています。

ついでに春野菜の苗作りの準備として、小さい温室にビニールのカバーを被せました。温室は部分的にガラスが割れており、温室としての役目を果たさないような状態ですが、現在はチューリップ用の植木鉢を8つほど入れてあり、7つの植木鉢で芽が出ています。しかし、思ったほど茎が伸びず、1ヶ月近くかかって5cmほどしかありません。もう少し暖かくなったら外に出す予定で、3月中旬頃から春野菜の苗作りを始めるため、その頃には外に出すことになりそうです。100均で植木鉢を10個以上買ってきたことから、今年はこれらの植木鉢で花も育ててみたいと考えています。今週末頃から横浜も暖かくなるとの予報なので、いよいよ春野菜の栽培を始めることになりそうです。