大根の種まき ― 2013年09月08日 06時43分58秒
9月になって雨が降ったことから、大根の種をまきました。大根は比較的栽培が易しい野菜ですが、ある程度育った状態で台風が来ると葉が吹き飛ばされたり、強雨で畝が崩れたりすることから、ある意味、台風が日本に上陸する時期を見極めつつ種をまく必要があります。とは言うものの、台風が何時頃日本に上陸するとか、関東地方に襲来するのかなんて、我々素人に分かるはずもなく、ギャンブルみたいなものです。また、我が家では大根は秋に収穫することから、9月中旬頃までに種をまかないと大きくならない傾向にあり、例年、9月上旬に大根の種をまくようにしています。
今年は夏に雨が少なく、畑の土が乾燥しており、大根はマルチを使って種をまくことから、雨が降った後の土が湿った状態でマルチを被せたいと考えたものです。秋野菜の栽培は、概ね大根の種まきから始まり、白菜の種まき、キャベツの移植、ほうれん草の種まきなどを9月中旬頃までに行い、プランターでの玉ねぎの苗作りで1段落となります。このため、8月下旬から9月上旬にかけて、これらの野菜の植付けのために畝作りが必要ですが、今年は8月に雨が降らなかったことから遅れており、まずい状態です。おまけに9月になって雨続きという感じで、畝を耕すことも出来ず、困った状態となっています。
大根はあまり好きな野菜ではなく、煮物やおでんにされてもあまり食べないことから、連れ合いには食べないのなら栽培するな、と言われていますが、秋野菜の代表みたいな野菜であり、比較的虫もつかないことから、何となく栽培しているようなものです。畑の土が悪いと下に伸びず、上に伸びる傾向があったり、長くならずに太くなる傾向にあるものの、我が家の畑では、やっとのことで並み程度の大根が収穫出来るようになりました。畑として秋野菜と春夏野菜を栽培していることから、秋と春に畝を耕しており、3年間ほどかかりましたが、どうやら畑の土になりつつあるようです。雨が降るのは良いとして、9月になって雨続きという感じとなっており、白菜やキャベツ、ほうれん草などを植える必要があるのに、畑作業が出来ないというのも困ったものです。
ほうれん草の種まき1 ― 2013年09月14日 07時03分53秒
幾分早いと思いつつ、ほうれん草の種を借りている畑の方にまきました。我が家での秋野菜の植付けというのは、収穫した後のトウモロコシを処分することから始まるようなもので、キャベツの苗作り、大根の種まき、キャベツの畑への移植、白菜の種まき、ほうれん草のたねまきで1段落し、その後、玉ねぎの苗作りとナス、ピーマンを整理して落花生を収穫した後、サヤエンドウやソラマメの種をまき、玉ねぎの苗を植えて終了です。概ね8月中旬から11月中旬までの作業で、8月末頃から9月中旬頃が最盛期(?)となります。ほうれん草の種をまけば1段落すると考えて早めに種をまいたものですが、どうやら早すぎた気配もあります。
秋野菜としてほうれん草は比較的栽培がし易く、小松菜と違って癖がなく、食べやすい野菜であることから、我が家では自分の畑と借りている畑の2ヶ所で栽培しています。自分の畑のほうれん草はイマイチ育ち方が悪く、肥料などの使い方に問題があるような気がしていましたが、去年、借りた畑で栽培したほうれん草の出来は良かったことから、どうやら畑の土の問題のようです。我が家の畑は宅地を開墾(?)したものであることから、土が砂地に近い感じで乾燥し易いようで、野菜の栽培には適していないようです。借りている畑の土は黒土で水分も多く含み、本来の畑の土といった感じです。最も、全ての野菜の栽培に適しているわけではなく、トウモロコシは自分の畑の方が栽培に適している感じがします。
その他の野菜では、日当たりが借りている畑の方が良いこともあり、自分の畑の野菜より出来が良いようです。ほうれん草は筋まきが普通のようですが、筋蒔きするとスペースとなっている部分が勿体ない感じがすることから、我が家ではばらまきという感じで畝全面に種をまいています。当然のこととして密集したりまばらだったりする部分がありますが、あまり気にしないことにしています。ばらまきにして間引きするのが良いようですが、面倒なこともあり、あまり間引きもしないで育てています。去年は一部を収穫せずに1月頃まで残しましたが、残したほうれん草はあまり良い育ち方をしなかったことから、今年は11月から12月にかけて、全てを収穫する予定でいます。去年より少し早目の種まきですが、去年並みに育てばかなり食べれることから、問題ないだろうと考えています。
早生と中生の玉ねぎの種まき ― 2013年09月22日 06時37分09秒
9月も中旬となったことから、玉ねぎの苗を育てるために野菜用プランターに玉ねぎの種をまきました。我が家では早生と中生の玉ねぎを栽培しており、しかも施設の畑の分も苗を育てていることから、早生も中生も玉ねぎの苗は450本ほど必要です。このため、30cm×40cmほどのプランターを6個使い、早生と中生の種をそれぞれ3個のプランターにまき、苗を育てています。種は1袋半ほど使っていますが、去年は早生の苗が不足したことから、今年は早生を2袋、中生を1袋半という形で使用しました。去年の種の容量を調べてみると早生は1袋3ml、中生は1袋4mlで、中生の方は1袋残していました。
今年は種を買う時、早生の方は容量が3mlであることを確認したものの、中生の方は同じ品種だったことから去年と同じ容量だろうと考え、確認せずに買いましたが、袋を開けてみると去年より何となく少なく、念のために確認してみると、今年は容量が3mlに減っていました。アトンという品種でタキイの種ですが、価格は去年と同じということで、いつの間にか容量的には3割以上の値上げになっていました。今年は円安方向で2%の物価上昇を目指すという政府方針があることから、値上げがやり易いようであり、価格だけではなく容量を減らすという方向の実質的な値上げも横行しそうなので、買う時にしっかりと確認が必要なようです。
野菜の苗作りでは、肥料は少なめで良いという話があるものの、玉ねぎの苗ではそれなりに肥料が必要です。肥料が少ないと苗の育ちが悪く、まともに育ちませんが、発芽した後、苗の育ちが悪ければ化成肥料を追肥という形で入れてやればある程度は育ちます。我が家の場合、プランターの土は入れ替えないことから、鶏糞と化成肥料を少々入れ、元肥としました。鶏糞は一部使用していたものを使いましたが、水分を含み、べちゃべちゃになっており、扱いが大変でした。鶏糞は乾燥した状態では扱い易く、肥料としても安くて効きが良くて便利ですが、水分を含むと柔らかく固まり、臭いもきつくなってどうにもならなくなります。このため、袋を開けたら使い切るのが良いようです。
白菜の間引きとキャベツの苗の育ち ― 2013年09月28日 06時38分13秒
畑に直まきした白菜がある程度大きくなったことから間引きし、ついでに土寄せしました。1ヶ所に3個の種をまいたもので、ほとんどの場所で3個とも発芽していましたが、1ヶ所だけ発芽したものの発育が悪い場所があり、仕方がないので間引きした苗を植え替えました。白菜は根が弱く、移植すると根付きが悪いため、上手く移植出来たかどうかは不明ですが、駄目であれば仕方がありません。白菜は本葉になっても葉が柔らかく、すぐに折れるし、根の張りも悪いため、苗を畑に移植するのはかなり難しく、直まきする方が栽培は簡単です。また、早めに種をまくと虫に食われ易く、農薬を使うのであれば別として、無農薬で育てるのはそれなりに難しい野菜です。
このため、我が家の場合虫除け剤を使っています。去年、発芽して本葉になる頃、苗の根元に虫除け剤をまいてみたらかなりの効果があったことから、今年はマルチを被せる前に畝全面に虫除け剤をまいてみましたが、かなり効果があるようで、虫の被害はありません。大事に育てている白菜(?)なので、虫除け剤(植物性)で被害が防げるのであれば使います。ついでにナメクジ除けの物も使ってみましたが、効果があれば大喜びです。去年までは白菜を間引きした後、虫除けのネットを被せていましたが、イマイチ効果が感じられないことから、今年は白菜への虫除けネットは使わないことにしました。虫除け剤だけでどの程度の効果があるのか、確認しているようなものです。
キャベツは8月初旬に種をポットにまき、自家製として苗を育てていますが、去年、畑に移植した苗の育ちが悪かったことや、イマイチ苗の育ちが悪いことから、自分で苗を育てるのは止めようかと考えていましたが、今年は畑に移植した苗の育ちが良く、ちょっと意外な感じです。我が家では有機肥料を使っての野菜栽培なので元肥は鶏糞を使用していますが、今年は化成肥料も併用という形で使ってみました。畑に移植した今年の苗の育ち方を見てみると、化成肥料の効果がかなりあるようなので、化成肥料も併用して使用した方が良いようです。ある意味、有機肥料はゆっくりと長く効くもので、化成肥料は短期で効くものであることから、畑に移植したキャベツに対しては、化成肥料を必要としているのかもしれません。今年は何故か紋白蝶も少ないようで、キャベツにもネットは不要かもしれませんが、一応、ネットを被せて防虫対策としています。
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