春野菜の苗作り2010年03月15日 09時25分57秒

春らしく暖かくなってきたことから、春野菜の苗作りを始めました。先々週の末に長ネギとシシトウの種をまき、先週末にナスとキューリの種をまきました。長ネギは、去年まではポットで苗を作っていましたが、今年は野菜用プランタを使用し、路地で栽培することにしました。ポットではイマイチ大きくならないことや、地域のケアプラザで仲間と作っている玉ねぎの苗がプランターを使っており、それなりに大きくなることから、今年から長ネギと玉ねぎの苗を野菜用プランターで作ることにしたものです。シシトウ、キューリ、ナスは観葉植物用の温室で苗を育てることにし、温室のガラスの一部が割れていることからビニールのカバーを被せて温度を保っています。

昼間の温度が上がり過ぎる気配もありますが、ある程度昼間はカバーを開けてやり、温度を調節しながら苗を育てる予定ですが、温室を使うのは今年が初めてみたいなものなので、どの程度上手くいくのか不明です。シシトウやナスは気温が上がらないと育たない部分があり、比較的寒い時期に種をまいても苗が育たない可能性もありますが、今年は温室を使うこともあって、少し早めに種をまいたものです。普通に考えれば種をまいて苗として育てるのは1ヶ月程度なので、3月中旬頃に種をまけば4月末から5月初旬に畑に移植出来るはずですが、春は比較的苗の育ちが悪いことから、幾分早めに種をまいて苗を育てています。

今週末にトマトとウリ、メロンの種をポットにまき、4月になったらカボチャの種をまいて苗を育てる予定です。去年はトウモロコシの苗もポットで育てましたが、トウモロコシ用の畝は何もない状態で、苗を育てる意味もなことから、今年はトウモロコシは直まきとし、芽が出なかった部分には再度種をまくか、買ってきた苗を植えるかで対応する予定です。カボチャも時期的には苗を育てる必要はありませんが、ほうれん草が植えてある畝にカボチャを植える予定であることから、カボチャの苗を育てている間にほうれん草を処理し、畝を整備する予定であることから、苗としてポットで育てるものです。

狭い畑で連作障害を避けるため、少量多品種の野菜栽培なので、1年間で15種程度の野菜を栽培しています。これらの野菜はなるべく種から育てる方針の元、苗を育てているもので、ポットで使用する培養土も馬鹿にはなりません。苗作りもやってみるとなかなか難しいもので、上手く苗が出来たとしても、翌年に同じように上手く苗が出来るとは限らず、苦戦しています。畑で作る野菜と同じように、苗作りもある程度上手くなるには3年程度は必要なようで、その間に失敗しながらノウハウを手に入れるしかないようです。今の時期だと春野菜は種をまいて芽が出るまで2週間ほどかかりますが、苗をある程度大きく育てるためにはここからが勝負(?)となります。