発芽も育ちも悪い今年の春野菜 ― 2011年04月07日 17時19分56秒
3月中旬に種をポットにまいた今年の春野菜ですが、発芽率も悪いし育ちも悪いようです。比較的天気が良いことから、そんなには感じませんでしたが、どうやら今年の春先は寒かったようで、その影響のようです。我が家付近の桜も開花したのが今週始めという感じで、流石に暖かくなっていることから、今週末辺りには満開となりそうです。それにしても桜の開花が4月になるなんて、ここ数年では記憶にありません。小学校の入学式の時期に桜が満開になっていないなんて、横浜ではかなり異常です。ジャガイモの発芽も例年より数日遅れており、今週初めに発芽したようで、現在は6割程度の種イモが発芽しているようです。
例年ナス、シシトウ、トマト、キューリ、メロンなどの苗を種から育てており、シシトウ、トマト、キューリ、メロンなどは自分で育てた苗を畑に植えています。最も、せっかく植えた苗もメロンは収穫出来た年はなく、栽培のやり方を試行錯誤中という感じです。今年はシシトウは例年並みに発芽したものの、ナスとトマトの発芽率が悪く、どうやら苗を購入しないとまずそうです。シシトウは何とか発芽しているものの、美味しい甘とう美人の発芽率が悪く、イマイチのシシトウの苗を植えることになりそうです。シシトウは、例年苗の育ちが悪いもので、今年も例年並みといった感じでしょうか。シシトウはまだしも、トマトの発芽が悪かったことは、かなり痛い感じです。
トウモロコシは直まきという形で種をまいたものの、間引きするのが嫌なので1個しかまいていません。発芽率が90%程度であることから、種を2個まいて間引きするのは勿体ないし、せっかく発芽した苗を間引くのも気が進みません。それでも発芽しない種があることから、同時にポットにも種をまき、苗を育てています。直まきのトウモロコシは30本弱であることから、ポットに種を2個まき、5ポットということで、10本ほどの苗を育てる予定です。苗はガラスに囲まれた小さな温室で育てていることから、今年は夜間には発砲スチロールの箱を被せていましたが、残念ながらほとんど効果はなかったようです。やはり春先に苗を育てるためには、種をまいたポットを夜間は家の中に入れるしかないのかもしれませんが、面倒なことです。
トウモロコシの種まきと今年のニンニク ― 2011年04月11日 17時33分25秒
少し早目と思いつつ、トウモロコシの種をまきました。トウモロコシは肥料食いという話もあることから、去年は元肥として鶏糞と豚糞を使ったものですが、今年は鶏糞と化成肥料という形にしてみました。鶏糞だけでは幾分肥料が不足の感じがあることから、化成肥料も使ってみたものです。元々が有機栽培ということで、鶏糞を主に元肥として使っており、鶏糞で不足気味の場合、豚糞も追加で使っているものですが、化成肥料の効果がどの程度あるのか確認する必要があることから、今年は化成肥料を使ってみることにしたものです。無農薬栽培はまだしも、有機栽培には必ずしも拘る必要はないことから、メインを有機肥料とし、サブで化成肥料を使うことにしたものです。
野菜の種類によっては、有機肥料ではどうしても効果が出難く、化成肥料の方が良い場合があることから、化成肥料の使い方を試しているようなものです。種々とやってみると、野菜栽培も難しいものです。素人レベルで家庭菜園をやり、ある程度の野菜が出来れば良いのであれば別として、かなり本格的に野菜を栽培し、スーパで売っている程度の野菜を作りたいと考えると、それなりに種々と試したり、やり方を工夫することになります。トウモロコシはある程度栽培出来るようになっていることから、無理に肥料を変えることはないとは思うものの、やはり最適条件(?)を見つけたくなります。また、費用の関係もあり、少ない費用で美味しい野菜を作りたいと考えることも重要でしょう。
去年の9月に植えたニンニクは、何故か今年はやたらと大きく育っている気配があり、いささか心配です。茎の太さが早生の玉ねぎの倍ほどもあり、まともにニンニクが出来ているのかどうか心配です。早生の玉ねぎの育ちが悪いわけではなく、そろそろ玉ねぎが出来つつあり、問題ないレベルです。去年は玉ねぎの茎がやたらと大きいものがあり、それなりに玉ねぎは出来たものですが、今年のニンニクの茎は、去年の太目の玉ねぎの茎以上の大きさで、この茎にニンニクがまともに付いているとすれば、玉ねぎ程度の大きさのニンニクになりそうですが、そんな可能性は考えられません。もしかして元肥の入れ方を間違い、やたらと茎だけが太いニンニクを作ってしまったのかもしれませんが、さて、どうなることやら、という感じです。
早々と倒れてきた早生の玉ねぎ ― 2011年04月18日 11時54分09秒
玉ねぎも順調に大きくなっていますが、早生の玉ねぎの茎が早々と倒れてきました。玉ねぎは現在ピンポン球からテニスの球より一回りほど小さい程度で、そんなに大きく育っているわけではありませんが、何故か早々と茎が倒れてきました。茎が倒れても玉ねぎは大きくなることから、そんなに心配することではありませんが、早々と茎が倒れるのも望ましくない話です。残念ながら今年の玉ねぎはイマイチという感じがしないでもないといった状態で、満足出来る出来ではありません。ネギ坊主が出る気配はないことから、必ずしも栽培に失敗したということではなく、玉ねぎの大きさがイマイチという感じです。
我が家の畑には早生の玉ねぎと中生の玉ねぎが植えてあり、中生の玉ねぎの方はまだ玉ねぎが出来る状態ではなく、茎の方もしっかりと立っています。去年、茎が大きくなり過ぎた気配があったことから、元肥を幾分少なめにした気がすることから、去年より幾分小さいのは仕方がないのかもしれませんが、早生の玉ねぎは大きかった記憶があります。最も、去年は早生のつもりで植えた苗が早生でなかったこといから、早生の玉ねぎの数は少なく、本格的に早生の玉ねぎを植えたのは今回が初めてみたいなものなので、結論を出すのは早すぎるのかもしれません。また、もしかして早生と中生の玉ねぎでは元肥の入れ方が違う必要があるとしたら、その辺には対応出来ていない可能性もあります。
我が家の畑での玉ねぎの栽培には、難しい処があります。今回の場合、早生の方は別として、中生の場合、苗作りに失敗したことから5cmほどの苗しか出来ず、その苗を日当たりの良い場所と日当たりがイマイチの場所に植え、1番日当たりが悪い場所には、地域ケアプラザで栽培した育ちの良い苗を植えました。その結果、日当たりの良い場所に植えた小さな苗はしっかり育ち、日当たりがイマイチの場所に植えた小さな苗は育ちが悪いということで、野良猫に荒らされたというおまけ付きでした。日当たりの悪い場所に植えた普通の苗は、普通に育った感じで冬は無事に越したものの、大きさはイマイチです。日当たりの良い場所に植えれば苗が小さくても問題ないという結果ですが、苗が幾分大きいと育ち過ぎるという気配もあり、この辺の注意も必要なようです。
ソラマメ用シルバーマルチ ― 2011年04月25日 17時26分34秒
ソラマメにつくアブラムシに悩まされていることから、アブラムシ対策になるというシルバーマルチを使ってみましたが、残念ながらほとんど効果はないようです。全く効果がなかったかと言えばそうではありませんが、結果的には無駄でした。去年までは黒マルチを使っていたもので、緑色のアブラムシに悩まされていたことから、去年の晩秋にソラマメの種をまく時、アブラムシ対策に効果があるというシルバーマルチを使ってみました。このため、今年はアブラムシに悩まされることはないだろうと期待していたものですが、全くの期待外れとなりました。
とは言うものの、去年までの緑色のアブラムシと違い、今年は黒色のアブラムシが大発生しており、緑色のアブラムシは見当たりません。逆に言えば、シルバーマルチは緑色のアブラムシには効果があるが、黒色のアブラムシには効果がないということで、騙されている気分です。アブラムシの種類によって、対策として効果があるものの、全てのアブラムシの対策になるものではないとすれば、ある種の詐欺に遭ったようなものです。我が家の畑でアブラムシに悩まされているのはソラマメとレタスで、どちらも似たような結果になるとすれば、シルバーマルチの必要性はありません。
レタスについては秋に確認する予定ですが、ソラママメの結果から考えると、あまり期待は出来ないのかもしれません。少し離れた場所でソラマメが栽培されている畑があり、その畑ではソラマメにアブラムシがついていません。農家で栽培されているもので、農薬を使っているのか聞いてみると、使っていないとか。その畑ではマルチを使っていないようで、もしかしてマルチを使うとアブラムシが付き易いとすれば、全く馬鹿なことをやっていることになります。我が家の畑では同一畝でソラマメとサヤエンドウを栽培しており、日当たりが良い場所にソラマメを植えています。このため、ソラマメはマルチなしで栽培出来る可能性があります。今年の晩秋にソラマメを植える時、マルチなしでやってみることになりそうですが、何であれ、アブラムシ対策になることがあれば、種々とやってみたいものです。
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